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【エクストラ】こくばバドレックス【CL愛知25位、他】

はじめに

泳げミロカロスバシャーモ単など、エクストラレギュレーションの大型大会では毎度そこそこの結果を残してきた葉月連合ですが、今回の構築共有したメンバーは最高順位が25位となり、誰も決勝トーナメントに進めませんでした。

ぱっとしない結果に終わった根本的な原因はデッキ選択にあったと考えています。私や最高順位のきせのんを含めて多くのメンバーが黒馬バドレックスを使用したのですが、悪系統のデッキに勝ち切れませんでした。

そこで、将来またエクストラのデッキを組むときにこの記事を見て、「環境トップはメタられる」という当たり前の事実を思い出せるようにするため、戒めとして構築の中身だけ記録を残しておきたいと思います。

1 デッキリスト

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【デッキコード】LNnNHg-Qpop8D-nn9NnN

2 各カードの採用理由

<ポケモン>
こくばバドレックスV、VMAX
減らす理由がなく最大枚数の4-4

エーフィV、VMAX
黒馬ミラーを強く意識して採用しました。相手が6エネつければ黒馬ワンパン、ペイルムーン無効とミラーに非常に強いです。相手が5エネで抑えてきたら300ずつのせてアストラルビットで仕留めるプランもあります。その他の対面でも序盤から火力を出せるので、活躍の場面が多いです。

カプ・テテフGX
スタートしたりサイドに落ちたりすると困るので2枚。要所でNかツツジの使用が前提となっているため、後半に2枚目を使う試合も多いです。

ゲンガー&ミミッキュGX
ホラーハウスGXでターンをもらい、冥界の扉の回数を稼いで場のエネルギーを一気に増やせます。エーフィVMAXを安全に着地させる手段でもあります。

オーロット&ヨノワールGX
サイレントラボ+Norツツジ+ペイルムーンorナイトウォッチャーでどんな状況からでもまくれる可能性が残ります。とてもサイドに落としたくないのですが、枠の都合で2枚採用するカードではないと判断しました。

ソーナンス
非ルールポケモンが1枚いると、相手に取らせるサイトプランの自由度が増すため、1番強そうな非ルールポケモンとして採用しました。後攻のとき初手でスタートすると対面によってはラッキーだったり、ラフレシアのグッズロックを止められたりします。1-2-3とサイドを取られるのがとんでもなく弱いので、積極的に場に出すカードではないです。

<トレーナーズ>
ボール関連
ミステリートレジャーと霧の水晶4枚ずつまでは確定。クイックボールはデッキ枠の都合で減らしていき、2枚が残りました。

フィールドブロアー
ダストダスのグッズを割るため2枚採用。試合後半、テテフを使うために自分のラボを剥がすこともあります。

すごいつりざお
エネを3枚戻す選択肢がほしいので、ふつうのつりざおではなくすごいつりざおを採用。

ポケモン回収サイクロン
ダメージの乗ったオロヨノの回復、テテフの再利用など、パソコン通信では不可能な動きができます。

冒険家の発見
ワンダータッチの選択肢にあると、展開をスムーズに進められる場合があるので強力でした。

ツツジ
相手がサイド3の状態を経由すると、Nで相手に渡す枚数が多くなってしまうため、Nに加えてツツジも採用しました。特にオルタージェネシス→ベルト+アルティメットレイでバドレックスVをとられると相手にサイド3を経由させてしまいます。この返しがツツジかNかでそれなりに勝率に関わると考えています。

サイレントラボ
特性に頼った多くのデッキをNとナイトウォッチャーと合わせて使用して、勝ちに直結させます。序盤に雑に使って相手のスタジアムやブロアーを消費させたいので、多めに3枚採用。

3 不採用カードの紹介

アローラベトベトン
サイレントラボが剥がされなければ全く同じ効果のため、ベトンがないと勝てないマッチアップはないと判断して採用しませんでした。

バトルVIPパス
後手だとそこそこ触れて強いですが、先手だとデデンネを採用しておらず触れる確率が低すぎるので採用しませんでした。

ポケモンレンジャー
すべての三神カイリューがオルタージェネシスからゲームを始めるのであれば採用したかったですが、そうでもないようなので入れませんでした。

アセロラ
25位のきせのんは採用したらしいです。アセロラの採用によって勝てるようになる対面が特に思いつかなかったので、私は採用しませんでした。


4 各マッチアップの戦い方

対三神カイリュー
こくばバドレックスVを取られるまでシャドーミストをし続けます。そのため、ラボツツジ+ペイルムーンgxかナイトウォッチャーからまくる展開になりやすいです。シャドーミストでターンを稼いでエネが場に貯められれば、その後こくばバドレックスVMAXのHP320を押しつけるほうがいいのですが、相手の動きが早いときにはエーフィVMAXも使います。

対黒馬
相手が6〜7エネのときにエーフィVを場に出してホラーハウスGXを使うと、返しでゲンガー&ミミッキュGXが倒されず、安全にエーフィMAXを起動させて黒馬を倒せます。そのターンのうちに11エネつけられれば、相手のペイルムーンも受けつけず、ワンサイドゲームに持ち込めます。サイド2を取る意味がないのと、中途半端な打点はあんまり意味がないので、準備が整うまではテテフ前とかで番を返します。

対アマージョ
相手にサイドを2→3 or 2→2と取らせて、サイドが減ったらラボ+N(orツツジ)ナイトウォッチャーorペイルムーンでまくります。このサイドプランが重要なのでナンスは出さないか、サイクロンで回収します。エーフィで6点、より望ましくはアストラルビットでアマージョ二匹に5点乗せておくと、ナイトウォッチャー圏内にはいるので、試合終わらせるまでのターン数が減り、相手に引かせるトップの枚数が減ります。

対メロエッタ、フュージョン
相手にサイドを3→2もしくは2→3ととらせてラボ+N(orツツジ)ナイトウォッチャーで相手の動きを止めます。相手がこくばバドレックスVを倒さず、サイド2をとってくれなかったときはエーフィVのちょうねんりきが有効です。ミュウVMAX入りにはホラーハウスから10エネダイガイストを狙います。

対ターボダーク他悪系統
エーフィVMAX orなんらかのポケモンでサイドをとる→ラボNペイルムーン→ダイガイストでサイドをとりきる。このプランを通せれば勝てます。ターボダークは動きが速すぎるので、当然ですが黒馬側の要求は高いです。

対アルセダスト
ニコタマを貼られなかったらシャドーミスト、貼られたらテテフ差し出すところから始めます。その後は早期にブロアーを引けるかどうかの勝負になります。相手が2体アルセウスを用意するとエーフィでアルセウスを倒せます。悪入りの場合にはツツジペイルムーンでターンを稼ぎます。

対ウルトラネクロズマ
サイドレースでやや不利になります。特別になにかできるギミックはないのでエネルギーのついた正面のネクロズマを倒して、相手にワザを使えないターンをつくらせます。

対ボルケニオンウルガモス
ボルケニオン縛ってアストラルビットをゼブライカに当てるのが有効です。

おわりに

悪デッキは三神カイリューなどこくば以外のデッキの勝率を考えたらそこまで多くないのではないかと予想していたのですが、予想を大きく外して私は予選7回戦のうち4回悪デッキを踏みました。という負け惜しみです。次回エクストラCLでるときは、もっと慎重にデッキ選択をしたいですね。

質問や追加の解説が必要であれば、お気軽に @nanyapmemまでDMください。


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