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【CL愛知ベスト8&ベスト16】ブルー型バシャーモVmax【エクストラ】

こんにちは。葉月です。
普段は葉月連合というチームでプレイしています。
名を冠していますが現在はリーダーではありません。

本記事では、葉月連合内で考案,調整をし、きせのんにデッキを託しベスト16、原案をいじって出場したキチくんがベスト8に輝いたブルー型バシャーモのデッキ解説を行いたいと思います。

今回のCL愛知は参加できなかったのですが、バシャーモのシステムの原案を閃いたのが僕だったのでnoteを書かせていただく経緯になりました。
CL愛知以降もエクストラバトルの日やトレーナーズリーグなどで使用できるので是非参考にしてみてください。

注意事項

・本記事では「三神」や「ピカゼク」などのユーザー間で使われている俗称を用います。もしわからないものがございましたら、下記の連絡先にて是非お聞きください。
・エクストラレギュレーションの記事になります。ご購入の際はお気をつけください。
・また、「デッキリスト」の項は公式サイトで発表された場合に無料部分になる可能性があります。併せてご了承ください。

環境調査

今回のCLは開催されるかすら難しい状況でしたが、開催のお知らせが出た時に大きな喜びと同時に、エクストラの練習不足に不安を感じていました。(その後落選してしまいましたが…)

まず私がしたことは「Limitless」と呼ばれるサイトでの調査です。Limitlessのこちらのページでは「PTCGO」と呼ばれる海外のポケカアプリゲームで行われた大会の結果をまとめています。

そのデータを元に「"100人以上"の"エクストラ"の大会で"使用率の高い"デッキ同士の対戦結果」を以下の表にまとめました。(3/20分LOSを除く) エクストラレギュレーションの記事がぼちぼち出始めましたが、ここまで書いている記事はあまりないようにみえます。
集計は全部手打ちでやったため、結構大変な作業でしたが出血大サービスで無料部分で公開します。

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このデータは条件を満たした大会で使用率の高いデッキを葉月がピックアップしてその対戦結果を表示しています。
改訂前と比べてピカゼク、ガブギラ、ターボダーク、三神ザシアンなどの、特性やグッズをガンガン使ったスピード感のあるデッキが人気傾向にあり、次点でトゲキッス単やセキタンザンなどのVmaxの高HPを活かした耐久デッキが多い印象でした。
加えてオカルトマニアの禁止によって注目されていたモクナシラフレシアやドラパルドダストダスなど相手の動きを止めてテンポを取るデッキも新しく登場してきました。

今回のCLについての環境考察

こんにちは。とろ(@toro_hiyo)です。今回はわけあって忙しめなのでここだけ書かせていただきます。
ちょっとした読み物程度にご覧ください。

今回のCLは2020シーズンと異なり、優先権がありません。
そのため、世界権が欲しいならベスト4を、JCSの優先権でも最低ベスト16を取らなければ実質その大会はノーバリューになります。
そこで予選の勝ち抜け「6勝1敗」が達成できないデッキは握る価値がないと判断しました。

そこで、6勝1敗ができるデッキの条件を考えると
①環境の8割5分に有利がとれるデッキ(6/7なので)
②苦手デッキがほぼ無く、プレイや上振れで全てに勝てるデッキ

の2つが上がりました。

私たちがCL愛知に持っていったデッキはバシャーモ単とブラダ軸のターボダークであり、前者は①、後者は②の条件を満たしていると考えています。

さらに言えば、周りの選手も同じような視点で構築を決めてくると考えていました。
そこで多くなるだろうと踏んだのは

・ガブギラオンバーン(①TAG軸のデッキにはガブギラで、小物デッキにはアゴアクジ+オンバーンで対処可能。Vmaxと詰ませ意外には有利)
・モクナシラフレシア(①詰ませる型はターボダーク以外に有利と判断していた)
・トゲキッス(①ピカゼク・モクナシ以外には有利。ただしデッドムーンまで警戒したプレイヤーは握らなかったのかも)
・超越サナニンフ(②後2でハンデス+ベトベトンまですればどのデッキにも勝てる)
・ターボダーク(②ガラルファイヤーの登場で安定したエネルギーの供給が容易になり、弱点も分散したため苦手デッキが減った)
・三神ザシアン(②実はアタッカーが豊富で戦術の幅が広い)

しかし1敗しかできない本CLでは「③引き分けしないこと」を考慮すべきだったため、モクナシラフレシアは若干現実的ではない選択肢だったかもしれません。

これらのデッキに加えて、ピカゼクやウーラオス、セキタンザンのようなスタンダードから切り替えやすいデッキに勝てる構築が今回求められていたといえるでしょう。

優勝したマッドパーティに関しては、あまり考察を進めていませんでした。LOS環境でクワガノン、オンバーン、ラフレシアなどのグッズロックが流行っていたこと。特殊エネメタやコントロールに弱いことがその理由です。しかし、実際に回してみるとグッズロックをされる前に展開して殴りかつことも可能であり、事前評価が不適切だったと反省しています。

ps.なんにせよこれで2019のJCSから全てのCLでトナメ進出者が出たことは喜ばしいことだったのでやったーといった感想です。きせのんもキチもよく頑張りました。葉月くんがたくさん働いてくれたのも嬉しかったです。次は盾だ!


以下より有料部分になります。オリジナルで自信のある構築なので是非ご購入ください。

有料部分ではデッキ解説のほかに、「各デッキの立ち回り」の項には葉月が練習で使用した仮想敵のデッキリストを書いています。参考になれば幸いです。

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