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休日の午前中、スマホを見て過ごしてしまうあなたへ

なにを隠そう、ななさんは、だらだら大好き・睡眠大好き・夜更かし大好き
平成生まれゆとり教育の申し子である。

ハマったら勢いと熱量はすごいが、コツコツ継続は苦手。パフォーマンスの最高値と最低値を平均すると低空飛行よろしくである。
アウトプットを続けるための意識改革なんて試したところで3日と続かない。そんなわたしが目標を低くひくーく下げ続けた挙句に、最後に残ったのが・・・ご飯をうまそうと思ってうまいと食べ、うまかったと思う、それだけだった。

朝が苦手

とにかく、朝が苦手だ。
学生時代から寝坊の常習犯で、寝起きが悪くて実は朝食もあまり食べられない。いまでこそ、ストレスの少ない自営業ライフを満喫しているから、ほどほどに起きられるようになったものの、休日の寝坊や二度寝は仕事のストレスを存分に癒すためのご褒美だ。
休日の朝は、1週間の疲れを存分に癒そう。

寝るのは好きだからいいのだけれど、問題はそのあと。
起きてからずっとスマホをいじっているうちに、午前中を台無しにしてしまった・・・ということがある。マジで後悔しかない。
ああ、楽しい休日のスタートが・・・。罪悪感やがっかりでいっぱいになる。

二度寝大王のわたしも、さすがに反省した。さまざまな試行錯誤の末、休日午前中にスマホを見てだらだら過ごさない必勝法を編み出したのである。総当たり的にいろいろ試して当たったらラッキー。さあいってみよう。

段階的に身体を起こそう

身体を起こしていきなり活動…は辛い。よくわかる。そんなときはひとまず、布団以外の場所に移動しよう。そこでまたごろごろしてよし。目標は低く設定し、徐々に人として体を成せばそれでよいのである。無印良品の人をダメにするソファがおすすめ。

カーテンと窓を開けよう(他人の生活音を入れよう)

朝が苦手な人は、日光を浴びるとよい。体内時計が調整されセロトニン分泌につながる。これは基本だが、何事も基本が大切。そして、人が生活する音を聴くと、身体が覚醒度を上げる準備をはじめる。窓を開けよう。

ラジオをかけよう

これはガチでおすすめなので、今週末さっそく試してほしい。radikoというアプリがある。いま流行りのvoicyやradiotalk, podcast 等々、なんでもいいので、好きな番組を流せばよい。

起きがけに音声配信をスマホで聴くのは、とても理に適っている。ちょっと理由を書きたい。書くね。

第一に、音を流すことでスマホをいじる作業から身を引き剥がす力がある。音楽よりラジオがさらに優れているのは、ラジオを聴きながらスマホをいじり続けるのは案外むずかしい点だ。誰か人の話す言葉を聴きながら画面の文字を読めるほど、我々の脳は器用にできていない。さらには、言葉を聞くことで言語野が刺激され、トップ(言語野)からボトム(覚醒をつかさどる脳幹部)に強制的に覚醒を促す作用がある(仮説)。

また、音声配信が動画やTVなどと比較して優れている点は、耳に仕事ができ、かつ目と身体が自由な状態を作りだせることだ。目と身体が自由な状態に放って置かれ、覚醒度が上がってくると、次第に退屈を感じはじめる。あら不思議、あれほどだらだらを貪るのが好きなわたしの身体が、なにか活動をはじめたいと動きだすのだ。

Audio Bookなど、本を読み上げてくれる音声を流すのも悪くないが、やはりここはラジオがぴったりだと思う。本だと、起きがけの脳にはちょっと荷が重い。論理性が高くて思考のスパンが長いので頭がやる気になってくれないのだ。ななさんにとって、朝イチのユヴァル・ノア・ハラリはただの子守唄…(スヤァ…)。
ななさんも、noteで「ことばの発達ラジオ」というものを配信しているので、朝にこれを聴くのもおすすめだよ〜。

洗濯機の洗濯・食洗機の洗浄が終わるまで、ごろごろしてよし(強制タイマーをかけよう)

さて、耳に言語刺激が入り、目と身体に暇を感じることができたら、そろそろ身体の活動性を高めていこう。ここで慌てて、いきなり頭を使う活動に入るのはあまり良くない。

まずは、身体を軽く動かすものから開始すると良い。ここで、自転車を漕いで近所のカフェにモーニングだの、河原を犬とジョギングだのできればとってもアーバンだが、わたしにはMU☆RIなので、洗濯機か食洗機のスイッチを入れることにしている(前日分洗い残した食器が溜まっていることがバレる汗)。

ここでのポイントは、家電をタイマー的に使用すること。半強制的に活動までのカウントダウンにする。それを洗濯機や食洗機でやれば、次の行動も決まって一石二鳥。または、食洗機が終わるまでに床上を片付けてルンバをかけられるようにしようなど、自分目標を設定してあげるとよい。その間、ラジオを掛けながら取り組むと、楽しくお家がぴかぴかになりますね。

香りの力を借りよう

最後に、ほどよく身体も頭も動いてきまして、同時にお部屋もそこそこキレイになった仕上げに、覚醒をもう一段階押し上げる方法。それは、香り刺激を入れることだ。

実はこれまでに、光刺激、音刺激(&言語刺激)、身体を動かすことによる身体への刺激と、ひととおり刺激を使ってきた。そこに香り刺激も使えるとよい。
とくに、朝起きてすぐに固形物が喉を通らないというタイプの人は、味覚のみならず嗅覚刺激を取り入れるチャンスを逃していることになる。朝食べられない人も、香りだけは取り入れてみてはどうか。

お手軽なのは、コーヒーメーカーからのコーヒーの香り。または、覚醒を促すアロマオイルを使う。

MARKS&WEBのアロマオイル&ディフューザーがすき。

以上、朝が苦手なわたしが休日朝を有意義に・ご自愛に過ごす方法を公開してみた。いろいろとちゃんとしてなくて、お恥ずかしい内容なのだが(ほんとうは、あまり恥ずかしいとは思っていない)、誰かの参考になれば至極幸いである。

鉄たりてない?

慢性的に朝起きるのしんどいとき、もしかしたら鉄足りてないかもなことがあるらしい。サプリ飲んでおこう。

んでは。

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