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【田舎暮らし】田舎は不便?雪は大丈夫?

富山県南砺(なんと)市に移住してから丸3年経ち、
4回目の雪の季節を迎えています。


ところで、Facebookでは過去のこの日と称して、
過去の今日投稿した記事を紹介してくれる機能があり、
過去にどんなことがあり、どんな思いを抱いていたのかを見ることができます。

今日は、移住する前の4年前に
初めて不動産屋さんと移住推進課の『南砺でくらしません課』に出掛け、
実際に移住への準備として家を探し始めた記念すべき日でした。

移住を決めた日にアポなし訪問したお宅で紹介頂いた不動産屋さんは、
今暮らしている築150年の古民家を購入した時に
とてもお世話になることになるのですが、
初めてお会いした時には
雪が酷すぎるから移住なんてして来ない方が良いと言われました(笑)

特に冬、雪の季節は
太平洋側と日本海側では気候が全く変わります。

日本の真ん中に連なる山を越えたあたりから、
晴天の日が明らかに少なくなり、
上空の気流の関係か天気が目まぐるしく変わり
曇りや雨の日が多くなるのですが、
冬は雨が雪に変わって積もります。

愛知県時代には雪が降ることは恐怖でした。

ほんの10cmの積雪で通勤電車のダイヤは乱れるし、
(止まってしまって電車が来ないこともよくあった)
冬用タイヤを装着しない車で幹線道路も大混乱になるし、

雪が降ることを想定されていないので、
除雪機が除雪してくれない道路はいつまでもガタガタで
曲がり角を曲がった日陰に雪が残っていて
若い頃にはスクーターで派手にころんだこともありました。


雪が降ると家から出られないし買い物にも行けない。
寒さも酷いので、
都会の人は田舎暮らしに憧れて移住してくるけれど、
雪の酷さに懲りて都会へ帰って行くんだ

だから、最初から引っ越して来ない方が良い


富山県南砺(なんと)市は、
富山県の中でも豪雪地帯で有名です。

富山県出身の知り合いからは、
富山県にはもっと雪が少ないところがあるから、
南砺市だけはやめておいた方が良いとも言われました(笑)

実際に岐阜県の白川郷にあるような合掌造り集落が2つもある
豪雪で有名な富山県南砺(なんと)市に移住してみて、
除雪隊の皆さんの頑張りや除雪力の強さに毎回感動します。

3年前もそうですが2021年の今年も、
富山県内で雪の混乱が一番最初に収まり、
普段と変わらない生活に戻ったのは
富山県内でも一番の豪雪地帯と言われている南砺市でした。

雪国で暮らしたことがない都会からの移住は、
不安なことが多いかと思いますが、

一番安心できるのは、現地に出掛けてみて
不安に思っていることを実際に体験してみると
意外にその不安は妄想だったと分かることもあるかと思います。

富山県南砺(なんと)市には移住体験ハウスがあって、
一泊千円で『生活』することができ、
雪深い季節も体験することができます。

田舎の暮らしに求めるものは人それぞれですが、
何が欲しくて
どこまでなら許容範囲なのか?を
移住を機会に考えてみることが
移住後に失敗した(>_<)と思わなくても良い秘訣かなと思います。

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田舎移住のウソ・ホント🌟築150年の古民家を買っちゃった❣なつみんです🌻 富山県南砺(なんと)市に移住をして丸3年経った2020年からは、 新規就農した夫を手伝って農作業もしています。 サポート頂いたものでより美味しい農作物を作る糧にします❣