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移住で得たもの

富山県南砺(なんと)市に移住したのは、東海北陸道から見えた家々の景色が素敵だったからであって、移住したいと思っていた訳ではありませんでした。

田舎移住のウソ・ホント🌟地区150年の古民家を買っちゃった❣なつみんです🌻

南砺(なんと)市と出合い頭に出会って、
ここに住もう!!と思い立つまでは
引っ越して2年も経っていないアパートから
引っ越しをすることなんて考えてもいませんでした。

田舎に憧れていた訳でも、
生活にこだわりがあった訳でもなく、
食生活も普通で無農薬や有機栽培の野菜を食べていた訳でもない。

夫の親と同居する為にうっかり引っ越しして、
その直後に無理だと分かって1か月で解散したので、
引っ越し費用✖2のマイナスを稼がねば!!と頑張って働いていたので、
お金がかかる移住とか考える余裕なんてなかったのが実情です。


なので、富山県南砺(なんと)市に移住を決めて
初めて出掛けた移住推進課『南砺に暮らしません課』で
南砺市にどうして移住しようと思ったんです?と聞かれて

『かいにょ』のある家で暮らしたいと思ったからです!

とありのまま言ったところ、
はぁ?って反応されて、私もはぁ?ってなりました。

あ、いやいや
そもそも富山県南砺(なんと)市を何で知りました?って言われ、

東海北陸道を走っていたら、たまたま通っただけですって答えました。


田舎に移住したい人は、
どこで暮らそうかってちゃんと下調べってするんですね(^▽^;)


富山県南砺(なんと)市は、
暮らしたい田舎部門で北陸一位の人気がある都市なので、
『田舎暮らし』を見てですか?と聞かれましたが、
『田舎暮らし』??

なに?それ??って状態でした。

ちなみに、『田舎暮らし』は雑誌で、
宝島社が発行している田舎へ移住したい人の為の情報誌です。

空き家の情報が載っていたり
移住の補助金などの情報など、
田舎への移住に関する情報が紹介されている月刊誌です。

引っ越しって普通の人には一大決心が必要で、
住み慣れた家や地域から出て
見知らぬ新天地で一から生活を始めるのには勇気が必要なんですよね。
たぶん、本当は。

勢いで移住なんてする人はほんの少数だと思います。


私は子供時代から引っ越しばかりを経験して来たので、
新天地で新しく生活を始めることは
それほど勇気が必要なことだとは思っていませんでした。

親が地域に馴染むタイプの人間ではなかったので、
どこで暮らしていても『家族』と『学校』だけで、
(中学からは『塾』が、短大に入ると『バイト』が加わった)
友達の誰かの家に遊びに行った記憶もなかったなと
改めて気づいて愕然としています(苦笑)

結構な数の転職の経験もあり、
仕事を辞めて新しい職場で働かなければならないことも
別にハードルにもならなかったので、

移住によって新しい人間関係や
新しい環境や職場に飛び込むことに対して、
全く問題とは思っていませんでした。

でもそれは幸せなことではなく、
どこで暮らしても一緒だと言うことは、
ホームグランドが存在しないこととイコールなので、

どこで暮らしても安住していない浮足立っている暮らしであり、
土地に根付いていないと言うことは、
つまりはそう言うことなんです。

この日は一品持ち寄って
朝から一日がかりでお味噌作りしました。

地元に馴染むこと
地に足をつけた暮らしを
移住して初めて体験しています。

👇 田舎暮らしの本-人生がもっと豊かになる!- 宝島社発行
https://tkj.jp/inaka/ 



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田舎移住のウソ・ホント🌟築150年の古民家を買っちゃった❣なつみんです🌻 富山県南砺(なんと)市に移住をして丸3年経った2020年からは、 新規就農した夫を手伝って農作業もしています。 サポート頂いたものでより美味しい農作物を作る糧にします❣