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自己結合性酸化チタン~ヤモリ先生~
開発者、高松先生に聞いてみました①
バイオミメティックスというのは、生物の構造や機能などを観察分析して、そこからヒントを得て新しい技術の開発や物作りに生かす科学技術分野のことをいいます。
自己結合性酸化チタンの開発は、ヤモリがそのモデルです。
田舎では夏によく窓ガラスにヤモリが付いていて、窓の明かりに引き寄せられてくる虫たちを捕食する姿がよく見られます。
窓に引き寄せられてくる虫たち、蛾や甲虫
自己結合性酸化チタンマークに込められた意味
ナノゾーンジャパンのマークにはそれぞれに意味が込められています。
今日はその中から、弊社独自の技術「自己結合性酸化チタン」のマークについてお話したいとおもいます。
自己結合性酸化チタンとは?バインダー(接着剤)を使わず、噴霧面に継続的に接着する光触媒コーティング ナノゾーンコート・家庭用光触媒スプレー ナノソルCCの原材料です。
そのメカニズムについてはこの開発秘話の記事に詳しく書いてありま
自己結合性酸化チタンはヤモリの足裏の秘密から?!
弊社ナノゾーンジャパンの「ナノゾーンコート」はバインダー(接着剤)を使わず、噴霧面に継続的に接着する光触媒コーティングです。
従来の光触媒コーティングは酸化チタンをバインダーに混ぜ込み、バインダーの力で酸化チタンが噴霧面から剥がれ落ちないようにしていたというものでした。
酸化チタンは光があたることで、その表面において、有機物、有害物質を分解し、二酸化炭素や水などの無害なものに変えるというモノ…
ナノゾーンジャパンストーリー
始まりは人助け
始まりは4年前、細菌等に汚染されている井戸水を飲んでいるベトナムのある地域で、安全な飲料 水を作れないかという友人からの話でした。日本の技術で何か力になれるものがないかと、丸2 年、探しに探し、辿り着いたのが「自己結合性酸化チタン分散液」でした。
安全な飲料水作りの方法を探す中、日本が誇る環境浄化技術「酸化チタン光触媒」は水の中に存在する菌に対する効果だけでなく、ホルムアルデヒド