見出し画像

介護食の味見をたくさんしよう

介護をしている側は、相手に食べてもらうことに神経が集中してしまい、味見をするのをつい忘れてしまいます。食べ物の硬さは適切か。塩分などの味の調整はできているか。そして、そもそも、おいしいのかなど、実は味見をすることで、たくさんのことが解ります。
 
そこで、今回は介護している人に、味見することの重要性についてご紹介します。
 

1. 利用者の好みや体調に合わせた味付けができる


味見をすることで、利用者の好みや体調に合わせた味付けができます。例えば、利用者が塩分の多い味付けを好まない場合は、薄味に調整することができます。また、利用者が体調を崩している場合は、消化しやすいように、普段よりも柔らかく煮込んだり、味付けを薄くしたりすることができます。
 

2. 誤嚥や窒息を防ぐことができる


自分が味見をすることで、利用者が食べやすい硬さや形状になっているかを確認することができます。例えば、利用者が飲み込みにくい場合は、さらに小さく刻んだりすることができます。利用者がむせやすい場合は、とろみ剤をつかって、嚥下しやすくするなどの工夫をすることができます。
 

3. 利用者とのコミュニケーションツールになる


味見をすることで、利用者とコミュニケーションをとることができます。例えば、「今日のおかゆ、昆布だしが効いておいしいけど、しょっぱくない?」と聞いて、利用者の反応を見ることで、利用者の好みや体調を知ることができます。また、相手と一緒に料理についてコミュニケーションすることで、相手の好みを知り、食事をもっと充実させ、楽しい時間にすることができます。
 

まとめ


味見は、利用者に安全で美味しい食事を提供するために必要なことです。また、介護する側も健康を維持するために必要なことです。介護している人は、ぜひ積極的に味見するようにしましょう。
 

(七日屋・上村次郎)


#七日屋 |上村次郎 #七日屋 #七日屋 |介護 #七日屋 |介護と食事 #七日屋 |食事について


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?