七日屋|100歳ごはん

100歳ごはんの七日屋は、噛むことが難しい方でも無理なくおいしく食べられるプレミアムな…

七日屋|100歳ごはん

100歳ごはんの七日屋は、噛むことが難しい方でも無理なくおいしく食べられるプレミアムな嚥下食を提供しています。 HP:https://nanokaya.jp/ 商品のご購入はおいしい嚥下食と介護食 七日屋(https://www.rakuten.co.jp/nanokaya)へ!

マガジン

  • 七日屋@100歳ごはん

    七日屋に携わる各担当が不定期で書くコラムです。嚥下食だけではなく、介護や食に関することなど幅広いジャンルで投稿します。

最近の記事

父の最後の晩餐は「鰻の香り」

父のことを思うと、あるひとつの情景がありありと蘇ってくる。父は透析患者だった。腎機能が低下し、医師からは厳格な塩分制限を指示されていたが、父は減塩生活になかなか馴染めなかった。 ある日、父を見舞った際、近所の和食屋で食事をすることになった。父はあろうことか鰻重を注文し、さらに、追加のタレまで注文した。鰻の蒲焼には多くのリンと塩分が含まれていて、透析患者に良いとはされていない食べ物だ。父と再婚した奥さんは、目を吊り上げて怒ったが、父は憤然と答えた。 「もうええねん、好きなも

    • 介護食の味見をたくさんしよう

      介護をしている側は、相手に食べてもらうことに神経が集中してしまい、味見をするのをつい忘れてしまいます。食べ物の硬さは適切か。塩分などの味の調整はできているか。そして、そもそも、おいしいのかなど、実は味見をすることで、たくさんのことが解ります。 そこで、今回は介護している人に、味見することの重要性についてご紹介します。 1. 利用者の好みや体調に合わせた味付けができる 味見をすることで、利用者の好みや体調に合わせた味付けができます。例えば、利用者が塩分の多い味付けを

    父の最後の晩餐は「鰻の香り」

    マガジン

    • 七日屋@100歳ごはん
      2本