一学期を振り返って

 もうすぐ夏休みだ。授業は40分と短縮され、来週にはもう一学期が終わる。

 私はこの数ヶ月を振り返って、学校での自分の姿が大きく変わったと、そう感じた。

 わかりやすいもので言えば、はじめて文化祭の演劇で脚本を任されたこと。嬉しいことにクラスのみんなが私の脚本に面白いと賛成してくれた。とても嬉しかった。
 自分の得意なことをこうやって多くの人に評価して貰えることは中々ないものだから。

 そして同時に、今年このクラスに入れたことに私はとても感謝したい。クラスメイトみんなの あたたかさをこっそり分けてもらいながら、率直にそう感じるのである。
 だからこそ今回は脚本という形でこのクラスに貢献できたらいいな。

 そして今日もう一つ嬉しいことがあった。
朝 生徒指導部からの呼び出しの紙を受け取ったのだ。私以外にももう一人の男の子も同じようにその紙を受け取った。 
 私は生徒指導部という文字にビクビクしながら授業を受け、昼休みすぐに職員室へ向かった。

 生徒指導部長からの話、それは
青少年の意見作文 を書いて欲しいとの依頼であった。
 毎度2年生の誰かに頼んでいるらしく、今回は呼ばれたもう一人の子と私が推薦され、呼び出しされたというわけだ。

 どうして私がと最初はとても驚いたが、先生いわく、誰がいいかと決める時真っ先に君たちの名前が上がったと話してくれた。
 もう一人の子と照れ笑いを浮かべながら概要を聞いた。

 とても嬉しかった。
 二年生になって、なんだか自分のできることを周りに出せるようになった気がする。
 まだまだ色んな人の素敵なところを見つけて、自分もまた色んなところを磨いていきたいと、そうポジティブに感じる。

 あなたのあった嬉しかったことはなあに?

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