理想とのギャップが1番辛いという話
友人と話していて、
「○○が1番したいことやけど、今、全然それが叶ってないし、叶う見込みもないからしんどいんやな、って最近気づいた」
と言われた。
そうやんな、と、退職時を思い出した。
こうありたい、
こんな自分でいたい、
こんな風になりたい。
こういうはずだった、
かっこいい自分の予定だった。
自分で定めた理想と、できない現実とで、
1番苦しんでいた。
私にとっては、
「"あなたに出逢えて本当によかった。"
と言われる関係を、出会った人たち・子どもたちと築く、っていうことが理想だった」
と気づいたらその子に話していた。
それについては、
目から鱗というか、
あー私そんなこと思ってたんや、って話してからびっくりした。
蓋をされていた私の思いを開いてくれてありがとう、友よ。
まあそれはさておき、
基本的には、
それが仕事だろうが、プライベートだろうが、家族だろうが恋人だろうが友人だろうが、
私の人間関係の理想は、多分これなんだろうなと思う。
あなたに出逢えて、本当によかった、
ありがとう。
このメッセージのやり取りがしたいだけのために、生きている。
出逢えてよかった、
その中には、あなたが、私にとってというより、
存在としてとても大事な人間であると伝えたい、という願いも含まれている。
しかし、
自分のキャパシティの問題や、
この人に傷つけられたなぁと思ってしまう相手に対しては、素直にそれを表せなくなってしまうという、
現実の、私の小ささがある。
自分の器なんて、
そんなすぐに大きくなったり、深くなったりするもんではないだろう、と思うと、
理想を「絶対に叶えたいハードル」として、
自分に対して立ててしまうんじゃなくて、
届かないだろうけど、
今の私では叶わないけれど、
という謙虚な姿勢と共に、
でもしっかりと追いかけることのできる目標として、「理想」を遠くへ置いておく、ことが必要なんじゃないか、
などと思ったりする。
自分の打ち立てた理想で、
今を生きる私を潰してしまうのは、本当にもったいない。
でも私は、理想や夢を持つことは、
とても素敵なことだと思うし、なしには生きていけない性分なので、
「手を放す」
そして「軽くなる、満ちてゆく」
こういった人生を歩んでいきたいと思う。
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