中国地方制覇!!(島根・鳥取旅行)
前回の記録から更新ができないまま秋を迎えてしまいました。
気温分からないな、秋服欲しいなと考えているうちに毎年苦手な冬がやってくるので、気長に夏を待つことにします…
前回の1人旅から4か月も経ってしまいましたが、その間に福井、箱根、小豆島など色々と旅行し絶賛金欠中です(笑)
たまに友人との旅行も記録していますが、基本は1人旅の記録ばかりなので、軽い感想をまとめた旅行の記録もいつかしておきたいところ。
今回は広島の祖父母に会いに行くついでに島根・鳥取を訪れてきたので、これにて中国地方も制覇できました。
今回は2日間で2県を観光するという後ろ髪を引かれ続けるような旅でしたが、なかなか楽しかったです👍
1日目
島根に行くなら出雲大社に行って出雲そばを食べよう!ぐらいしか考えておらず、広島から島根に行く方法を調べてみると意外と時間がかかる。
例えば…
①広島駅から高速バスで3時間30分弱で出雲市駅、一畑電車で20分ほどで出雲大社前駅(乗り換え含めて4時間10分くらい、4,700円)
②広島駅から新幹線で岡山駅、特急やくもで出雲市駅、一畑電車で出雲大社前駅(乗り換え含めて4時間40分くらい、12,880円)
の2パターンがメインに挙げられる。
出雲市駅からは電車かバスで行けるが、それぞれの発車時刻によって到着時刻に違いがあるので、駅で判断するのがいいかな。
そんな感じで時間も金銭的にも①の方法かなとバスで向かうことにしたが、これを決めたのが広島駅に向かう途中で、チケットの購入に間に合わず。
バスのチケットがないまま広島に到着し、もし乗れなければ次のバスは3時間後で計画が破綻してしまう。
朝から冷や汗が止まらなかったが、バスが到着後に運転手さんから当日現金払いで乗車可能と教えてもらい、しかも学割で乗れたので一安心。
7時45分のバスに乗って出雲大社前駅には11時48分に到着した。
電車を利用する人は帰りの電車の時刻を確認してから観光を開始することをおすすめします(1時間に1,2本しかない)。
まず出雲大社に行く前に食欲が勝ってしまい、珍しく事前に調べていた「田中屋」に向かった。
出雲大社の目の前にあり、百名店の1つということで雨にも関わらず、15人ほど並んでいたが、迷わず列に並んだ。
席数もそこそこあり、そばということもあって、30分弱ぐらいで入店でき、三色割子そばを食べた。
出雲で有名な割子そばについては田中屋のHPが詳しく説明してくれているが、割子という漆器にそばを盛り付けているから割子そばというらしい。
しっかりお腹も満たされたことで出雲大社への参拝に。
松が立派な参道を歩いて、拝殿に到着して見えてきた注連縄(しめなわ)に想像と違ったな…と思いつつ、参拝せねばと並んでいると2礼2拍1礼のはずなのに前の人たちの手をたたく回数が違う。
一旦調べようと列から離れてスマホで確認すると、大注連縄の場所は違うし、出雲大社だけ2礼4拍1礼らしい。
何事も下調べをしてから観光しておけよと参拝を再開。
ツアー客も多い中で悠々自適に境内を歩いて目玉の神楽殿に到着して大注連縄を発見した。
前から見ても迫力が凄かったが、真下からの断面図がなかなか面白くて印象に残っている。
神楽殿でもしっかり4拍たたいて、帰りは兎を探しながら駅に戻ることにした。
因幡の白兎の伝説で有名な地域ということもあり、境内にはたくさんの兎の石像があるとのことで、見てみると1体1体違っていてかわいかった。
駅に戻ってからは松江に行くために1時間ほど電車に乗って松江しんじ湖温泉駅を目指した。
せっかく車窓から宍道湖が見えるのに、早起きの影響で電車内では爆睡。
もちろん降りてからも見えるので大丈夫です。
松江に着くころにはすでに16時くらいだったが、まだ島根県立美術館が開館していたので駅から1.5kmほど歩いて向かった。
宍道湖畔に位置していて、晴れていたら夕日を見ることが出来るらしく、そのため3月~9月の間は日没後30分まで開館している(その他の期間は18時30分まで、今回は雨だったが…)。
島根ゆかりの日本画家の落合朗風の作品が企画で展示されていたが、面白かったのでお勧めです!
「美術館に行くときは、1作品だけ持ち帰られるならどの作品にするか考えながら見ると面白い」という言葉を旅行中に見かけたこともあり、これまでより作品をしっかり見れた気がしないでもない…?
美術館はガラス張りで晴れていたら夕日がきれいなんだろうなと、外にあるウサギのオブジェにも癒されて美術館を後にした。
美術館から松江城が1.5㎞ほどということでまた徒歩でライトアップされた松江城を見るために向かった。
残念ながら間に合わず、天守閣内には入れなかったが100名城のひとつでしかも12城しかない現存天守を見れて大満足。
ホテルに行く前に最後に向かったのが地元のスーパー「ラパン」
なんで???とは思われるだろうが、今回の旅の夕食は地元のスーパーで普段見れない食材を調達して食べようと決めていた。
島根はのどぐろが有名と前もって聞いていたら、スーパーでのどぐろの刺身が陳列していたので値段は気にせずカゴへ。
他にも聞いたことない魚や惣菜コーナーで気になったものを選んで購入してホテルで山陰の魚を堪能して1日目を終了。
2日目
早起きして松江城を訪れて足立美術館に行く予定は寝坊によっていきなり破綻した。
昨晩見ているし…と松江城は断念して足立美術館へ向かうことにした。
島根に行く前に母方・父方の祖父母に会った際に足立美術館に行くか迷うと話したら、全員からめちゃくちゃ良かったから絶対に行った方がいいと言われたのもあって、鳥取の前に寄り道することにした。
JR安来駅から無料シャトルバスがあるので、ひとまず安来駅へ。
バス乗り場にはたくさん人が並んでいて1台には収まりそうにないのを見て、近くの旅館のシャトルバスがご厚意で乗せてくれてありがたかった。
行きは先着順で帰りは美術館内で整理券があるので、帰りの時間を見積もって整理券をゲット。
学生料金で1800円と割高かなと入場してみると料金に納得する立派な日本庭園が広がっている。
松、苔、砂すべてが庭師さんによって手入れされているのが分かる完成された景色に圧倒された。
雨で石が濡れて黒く輝いていて、初めて旅行中の悪天候に感謝した。
どこを切り取っても記憶に残る素晴らしい景色だったので、島根に行く際にはぜひ足立美術館を訪れてみてください!
安来駅に戻ってからは少し課金をしてスーパーまつかぜに乗って鳥取駅へ。
米子や境港を飛ばして鳥取へ向かうのは少し残念だったな…
お昼過ぎに鳥取駅に着いて、お昼ご飯を食べるため、すなば珈琲に入店。
静岡のさわやかみたいな鳥取ならではのチェーン店で、HPを見てみると珈琲だけでなくカレーにこだわっているらしい(どうやら鳥取県はカレールー消費量が全国1位)。
辛さもマイルドとのことだが、辛い物が苦手な私にとっては水が欠かせないけど美味しく食べられるな~って感じだった。
お昼の後はやっぱり鳥取砂丘!!ということでバスで鳥取砂丘へ。
この際バスの本数が少ないので乗り場や時間に要注意。
20分ほどで到着して、コースマップを手に入れて入口に立つと、写真で見たことのある風景が広がっている。
直前まで雨が降っていたおかげで、砂が湿っていて歩きやすかったのはラッキーだった。
急勾配に息を切らしながら左手のオアシスも見つつ、登りきると目の前に日本海!!
風紋も見たり、クジラに似ているあもう島を見たりと見どころを確認しながら砂丘観光を終了。
次に向かったのが砂の美術館。
砂と水だけで圧縮した砂の彫刻がずらっと展示されていて、布の感じも再現されてクオリティの高さにびっくり。
今回はフランス編で名所が並んでいて、フランス旅行は行かなくてもいいかなと思ったり(笑)
外にはポケモンマンホールやサンドの砂像、サンドがラッピングされたバスが走っていたりポケモン好きの人にもおすすめスポットです!
マジックアワーの鳥取砂丘も見どころらしいが、悪天候だったのであきらめて足早に鳥取駅に帰還。
2日目も鳥取駅周辺のスーパー「エスマート」で夕食を調達。
松葉ガニで有名なこともあるのかカニみそ、真下の岡山のフナを購入した。
惣菜コーナーでは割引商品を目の前のおじちゃんが全てカゴに入れていて絶望したりも(笑)
ホテルについてから地元のテレビ番組を見て、地元の食材を食べて早朝のバスのために起きれるか緊張しながら微妙に落ち着かないまま就寝。
鳥取から大阪へは割と頻繁にバスが出ているので、事前にバスを予約して窓口でバスの座席を選択できる。
朝6時のバスの乗って9時過ぎに大阪に到着してほぼ2日の島根・鳥取旅を終えた。
石見銀山、境港、米子など色々と行けてないし、晴れている足立美術館や宍道湖、鳥取砂丘も見たい、松江城天守閣にも登れていないという何とも駆け足な旅行になったが、目的の中国地方制覇は達成できたので、良しとしよう。
残り6県!日本制覇までもう少し。
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