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「14歳限定症候群」の内容と感想は?【壁井ユカコ】

「14歳限定症候群」の内容は?

「2.43 清陰高校男子バレー部」などで人気のある、壁井ユカコが執筆し2012年に発売された今作は、とある14歳女子たちのグループに起こった、不思議な出来事の数々。

一人ひとり異なる「症状」に悩まされるものの、その「症状」は出現してから9日経つと、必ず元の自分の姿に戻る。

物語の冒頭では、手首に異形が生まれた少女が出て来ます。

他にも、肉体が男性に変わってしまった少女や、何故か犬に変身してしまった少女の話など…。

独特な世界にどんどん引き込まれていきます。

「14歳限定症候群」の感想は?

文庫の表紙は、大人びた表情をした、丈の短いセーラー服を着た少女が描かれている。

その表紙の背景色はショッキングピンク。

とにかく目につくデザインだ。

可愛らしく、世代問わず手に取りやすい。

ストーリーも、他の作家には無いような物語ばかり。

私は「14歳限定症候群」で初めて壁井ユカコの小説を読んだが、圧倒された。

私は20代でこの作品を手に取ったが、少女が男性になってしまう(ある日突然男性器が生えてしまう)所や、少女たちの百合的なストーリーをとても面白いと感じることができた。

思春期の子供たちがこの作品を読んだなら、また違った印象を持つだろう。

全編通して299ページなので小説が苦手な人にとっても読みやすい長さのはず。

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