マガジンのカバー画像

山形県小国町マガジン

5
若者が年間100人通う町「おぐに」に通う若者の一人である私のnote集め
運営しているクリエイター

記事一覧

「小国短期留学」に参加して

2017年7月15日から17日まで、山形県小国町で地域の方々と交流した。 森林散策では、元マタギの良一さんと農家の伸一さんに、様々な植物を教えてもらった。 クロモジ、ブナ、コクワ、山葡萄の新芽... 山の中には、私たちが知らないものがたくさんあった。 その後は温泉に入り、地鶏を育てる民宿で地鶏の燻製などをごちそうしていただいた。 その民宿の息子さんは、海外に興味のある英語が堪能な青年だった。小国は好奇心旺盛な方が多く、時頭が良い子が多いようだ。 次の日は、山頂へ上

旅東北編!26カ所目は山形県小国町!

旅東北編!26カ所目は山形県小国町! 6月30日から7月3日まで滞在していました。 小国町は東京23区より広い土地面積であり、土地面積の96%が森林である。その中でこの町の特徴なのは、その森林面積の80%が広葉樹林で、その多くがブナである。たしかに町内を周ると針葉樹はとても少なかった。 だが、これだけではなくこの町は冬になるととても多くの雪が降る。町は2m、奥地は4mの雪が積もるほどの豪雪地帯だ。 この2つの特徴、多くのブナの木肌が白いとこと、雪が多く降り真っ白になること

【農と哲学の学校ツアー:後編】また来ようと思わせてくれる町「おぐに」

東京では少しずつ、少しずつ、春の兆しを感じ始めています。日向は暖かいけど、日陰はまだ寒い。そんな天候の3月7日の夜、私はメールボックスを開きました。メールボックスを開いてこんなに「幸せ」を感じたのは、初めてでした。 このnoteの本題に入る前に、少し世間話を私は小国の独立学園ツアー参加後に、東京に戻ってからすぐ引っ越しをしました。寮から寮へのお引っ越しです。梱包から開封、片付けのバタバタとした時期を経て、新しい部屋にも慣れてきて、先日、引っ越してから初めてメールボックスを開

【農と哲学の学校ツアー:前編】若者が年間100人通う町「おぐに」

2月8日~2月11日、日本に大寒波が襲った3連休、私は友人のチハルに誘われ、あるツアーで山形県小国町を訪れました。 このツアーの主催は「日本食べるタイムス(通称:食べタイ)」という「農家や漁師さんなど、生産者の声を届けるメディア」の団体で、チハルはここに所属していました。食べタイは、私が大学で受講している「たくましい知性を鍛える(通称:大隈塾)」という授業とコラボしたプロジェクトを持っており、その縁でもともと知っていました。 Q.「食べタイ」ってどんなメディア?

【農と哲学の学校ツアー:番外編】新たな仲間に贈る言葉として

"それでも、学園生活は楽しいことばかりではありません。人に傷つけられることも、人を傷つけることももちろんあります___" 2019年2月に訪れて以来、何かと縁のある基督教独立学園という高校があります。 大袈裟に聞こえるかもしれないけど、この独立学園へ訪れたことは私に一つの豊かさをもたらせてくれました。 それは文通相手、という「豊かさ」でした。私は今、学園生と手紙でのやり取りをしています。独立学園は全寮制の高校で、テレビ・スマホ・インターネットを使うことができません。唯一