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キャラバンストーリーズ〜イアルよもやま話〜 Vol.2

※Switch版キャラストで2021年に開催されたハロウィンイベントに関するネタバレを含みます

皆さんにとって、ハロウィンとはどんなものだろうか。
私は幼少期から英会話教室に通っていたため、今のような秋の恒例イベントになる前からハロウィンに慣れ親しんでいた。
当時の私にとってのハロウィンは「英会話教室のみんなで仮装をして、いつもと違う英語のゲームをして、お菓子を食べる日」だった。
しかし時は流れ、今となってはソシャゲのイベントが盛り上がる時期以外の何者でもなくなってしまった。
大人になるって悲しい。楽しいけど。

前置きが長くなってしまったが、今回はキャラストのハロウィンについて少し語りたいと思う。

今回のイベントは、スマホ版で過去に開催された3つ(当時)のイベントを全て遊べる仕様になっている。にも関わらず、期間が1ヶ月という点については物申したい部分もあるが、ストーリーが神だったので今は横に置いておく。

ハロウィンイベントのストーリーについて私が感服したのは、ヘイト管理の上手さだ。
1、2回目は同じボスキャラクターにひたすら迷惑をかけられ撃退するという流れなのだが、3回目はそのボスについて掘り下げられ、新たに登場した別のボスと対峙することになる。
新ボスは旧ボスから大切なものを奪い、心身ともに追い詰め、暴虐の限りを尽くす。対して旧ボスは悪に堕ちた切ない経緯が語られ、絶望し弱り切った所から勇気を振り絞って立ち上がる姿が描かれる。ラストバトルに臨む頃には、私のヘイトは完全に新ボスに移っていた。

今回は敵キャラクターについて触れたが、キャラストは味方側であるヒーロー達にもアクの強いキャラクターが多い。個人的には初見で「なんだこいつ」と思ってしまうような者もそこそこいた。
だが、ストーリーを進めるうちに、それがほんの一面にすぎないことに気づく。色々な姿を見ていくうちに、いつの間にか愛着が湧いていくのだ。

結局ハロウィンはほぼ関係なくなってしまったが、キャラバンストーリーズのことが大好きな理由の1つを少しでも伝えることができていれば嬉しい。

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