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大腸内視鏡検査、当日編その2

さて、苦しい長時間のトイレタイムを経て、いよいよ検査本番。
既に、山場は越えていると思うので、メンタル的には検査室へ入るのは胃カメラやマンモトームより重くない気分。



部屋に入ってすぐにカゴがあり、そこにメガネや持ち物を置く。
部屋の中央には、X線装置と昇降出来るベッドがある。ベッドに登るための台を置かれ、スニーカー脱いで登る。検査着ロング過ぎて、脚の捌きが悪くて困るけど、なんとかお尻を皆さんに向けて横になると、ベッドが上がる。
看護師さんが手際良くマンシェットとサチュレーションをつける。モニターから音がして、生きてる実感ひしひし。
薬剤をルートから入れる。知らないうちに先生が来ていたよう。
生食→ブスコパン→鎮静剤2cc
らしい。
看護師さんがわかりやすく部屋の人たちに確認するように、言っていた。
部屋には主治医の女医先生・年配の先生・見学若い男性ドクター2名・看護師さんいた気がする。
ここまでで看護師さんの動きが、すごいムダがなくてプロだと。内視鏡検査プロナース??


それがひととおり終わると、主治医の女医先生が顔を見せてくれて、あいさつをしてくれた。安心。
その後すぐに、主治医の女医先生が
「お尻にゼリー塗りますねー」
と言って、塗られたら管も入ってきた。
前処置でさんざん高圧浣腸していたので、カメラの管を入れられても、何も違和感なく……。
(カメラが極細なのか、先生が上手いのかという話も)
入れて奥まで行く時は楽、一番奥まで行ったら帰りに撮影するらしく、帰りがやや辛かったけど、胃カメラよりは全然楽。
というか、帰りは腸の感覚が変なのか、常にすぐ出そうな心持ちでいた。なのでなかなか出なくて、気持ちがジリジリしていた。
年配の先生が、女医先生にあれこれ指導していたり、時にはカメラ操作部を持ち替えたり、説明をし始めたりと、これは時間かかるパターンか?と薄ら諦める。
声かけしてもらえても、途中経過はあまり教えてもらえなかったので、なおのこと。
最初に「そういうことだからー」と言ってくれたら、諦めもつくよ。
帰りは我慢のメンタル勝負。
ようやくカメラが抜けた時の解放感ときたら!
また主治医の女医先生が、終わりましたの報告に来てくれて、安心。
いきなり生寿司や海鮮ちらし寿司が食べたくなる。
これまで食べ物のことなんか、考える余裕もなかったのに。
ちなみにどうしてこんなにはっきり覚えているか?
鎮静剤が全く効かなかった。
それでも胃カメラより、ジタバタせず終わる。


そして検査中考えたいたのは、どこの病院で内視鏡検査をしても、カメラはオリンパス一社独占みたいのが、すごい気になる。
確かにミラーレスとか、一般の人たちが使うものも、オリンパスペンとか多い気がしてきた。私のミラーレスは他社だが。
カメラメーカーといえば、他社もあるだろうに。
まぁ大人の事情ってやつか(笑)。
F社とか開発していないのか?医師が初めて手にする練習のものがもう、オリンパス一択で技術を覚えているのかな?



気が付いたらストレッチャーが横付けされ、そちらに移乗し、リカバリーのために点滴室へ。
鎮静剤がほとんど効いていないので、車椅子程度でよかったのに。本当に大げさですみません。
普通の人は1時間くらい休むらしいが、私は30分で着替えて先生の話を聞く。




これまでずっと、【下痢】のみかと思っていたのだが、どうやら【下痢と便秘を繰り返すタイプ】の過敏性腸症候群だったらしい。
で、やはり盲腸〜上行結腸のあたりはまだ、出切らずにこびりついていた。
生きる死ぬ的なものではないが、生活に影響が出るのでやはり投薬は続けましょうとのこと。
ほかは、カメラで粘膜傷ついた以外は、悪いところなし。
ひと安心です。
次回予約&処方せんをもらい、病院の売店で即おにぎりを買い、(食べられるスペースあるので)そこで食べる。
チカラがわいてきた。



便秘なんてまさか考えもしていなかったから、今回検査出来て本当によかった。
過敏性腸症候群は、症状が出る時出ない時激しい感じがするので、うまく付き合っていこうと思う。
このストレス社会では、それしか対処のしようがない気がする。






ググりました→ここで出てくる鎮静剤は、おそらくドルミカムという薬剤かと思われます。