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自然を愛す人は、自然からも愛される。


Biophilia:バイオフィリアという言葉を聞いたことがあるだろうか。


あらゆる生命を愛する気持ち、そのもの。

バイオフィリアの観点からすると、人間は自然界の一部とみなされていて、本能的に自然とのつながりを求るもの。そしてそれは深い絆によって結びついて切り離すことができない、という考え。


最近は、コロナで疲れている人が多い。

誰かに指示されるでもなく、山や海に出かけたり動物に触れ合ったりする人が多いのは、まさに生命を愛する気持ち:バイオフィリアを証明しているなぁと感じる。

花を部屋に飾るようになった。
キャンプに挑戦してみた。
家庭菜園をはじめた。

みんな色々バイオフィリアなことを始めたんじゃないかな。

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人は一日20〜30分間、自然を感じられる場所で過ごすだけでストレスを軽減できるそう。庭いじりはもちろん、川を眺めたり、公園で本を読んだりするだけでも効果がある。これはコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンの分泌が抑えられるから。

このことから分かるのは、自然を愛する私たちには、自然からの愛もしっかり受け取る機能が備わっている、ということ。そして人が自然を求めることは単なるストレス解消ではなく、心の豊かさや幸福度にも大きく関係するそうだ。このあたりはまたの機会に掘り下げよう。


都会に住んでいて、なかなか自然に触れられない…植物を育てるのも苦手…そんな人は「お皿洗い」でも擬似効果が得られるらしいのでやってみて欲しい。

ポイントは、冷たい水・水の流れる音・洗った後のさっぱりした気持ち、これらを五感でしっかり感じること。

このことを知ってから、モヤモヤしたり・イライラしてしまった時、私はお皿洗いをするようにしている。原因が無くなってくれるわけではないが、スッキリするのでネガティブな感情をずるずる引きずることがなくなった。今では皿洗いが心の切り替えスイッチとなっている。

元気がなくなった時は、GoTo皿洗い!

嫌な気持ちもいっしょに洗い流して、キッチンも心もさっぱりしよう。

ではまたね。

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