声の力のお話(第7話)

声の影響力
説得力
みたいなものを増すための方法、の続きです。


スキル編
音楽というものからの自由の獲得(その1)

何のこっちゃ?
ですね。

この話の前に、
そもそも「なぜ歌?」なのでしょう。

「伝える」が目的なら
「直接話す」方が伝わりやすい気がしませんか?
なぜ歌う?

もちろんそれだけではないんですが、
歌の方が伝わりにくいため、
「普段言えないことまで言えちゃうから」ってことなのではないか?と
密かに思っています。

みなさんの好きな歌を思い浮かべてください。
全部とは言いませんが、多くの曲は、
こんな内容をわざわざ大勢の人を集め、
その前でベラベラしゃべっていたら恥ずかしい、
もしくは「変な奴」って言われてしまいそうなもの、
ではありませんか?
だから伝わりにくい手段を使っている。
いわば照れ隠し。

そう。
人はそんな内容に、共に感じ合ったり、気づかされたりしているのです。
感動すらする。
「歌」だから。

矛盾しているようですが、
伝わらない手段で恥ずかしいこと平気で言って、
その普段言えないこと、すごく伝えたがっているのです。
歌だからできること。歌にしかできないこと。

だから「歌」が伝わったら「喋る」よりもずっと浸透力が強い!

続きはまた。

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