服好きシンプリストの洋服の買い方
年始は初売りセールや福袋で洋服をたくさん手に入れた方も多いかと思います。
私は盆も正月も仕事なのですが、福袋情報などを見て少しワクワクしてしまう時期です。
買えませんし、買いませんけど。
福袋には必ず要らないものが入っているので……。
身の回りはすべて自分が納得したモノで。
厳選した最小限のお気に入りに囲まれて心地よく暮らしたい。
私はシンプリストです。
普段着とロリィタ服を合わせても50着ありません。
※下着、パジャマ、礼服を除く
正直足りないですが、妥協した服を買うくらいなら不便で良い。ハンパなものは要りません。
服が好きだからこそ、全面からしっかり向き合って一つひとつを大切にしたいのです。
私の洋服購入までにいたる異常な拘りをご紹介します。
*「似合う」を知っておく
パーソナルカラー診断と骨格診断をしておくと洋服選びがかなり楽になりますし、「似合う」がどういうことか理屈で分かるのでオススメです。
残念ながら好きと似合うは一致しないことが多く、好きだけで選ぶと失敗しやすいです。
そのバランスを考えながら服を選ぶのも一興ですが、MHLやピンクハウスが似合いたい人生でした……。
*洋服を買う時に気をつけること
たまに読み返して、基本的にこの基準をすべて満たすものを買います。
一部抜粋して補足します。
試着は必須
試着は絶対してください。
しなくて良いのは肌着と靴下だけです。
素敵な服なのに着てみるとイメージが違うとか、体格に合わなかったり着づらかったりして違和感を覚えることがあります。
違和感を覚えたら遅かれ早かれ着なくなりますのでどれだけ気に入っても諦めます。
また試着しても即決せず、半日〜7日くらい置いてから考えます。
それで無くなってしまったら縁がなかったということですし、欲しい気持ちが減ったら必要な服では無かったということです。
100%自分軸で決める
これは無意識でもあったりするので難しいですが、買う時に「推しや好きな人が好きそう、喜んでくれるかな」「〇〇さんとお揃い!」などと考えないようにします。
実際に相手の反応が思ったのと違ったらその服への愛着が無くなりますしね(苦笑)
値段を判断基準にしない
私の経験ですが、元値が安い服とセールで買った服はあまり愛着がわかず、すぐ飽きて手放すことが多いです。
逆にロリィタ服はほとんど失敗したことがありません。
理由は多分値段です。
高いものを買えと言っているのではなく、ある程度の金額を投資しないと雑に扱いがちになるという話です。
例えば1粒100円のチョコと500円のチョコがあったら後者は絶対味わって食べる。そんなイメージです。
私は値段と品質に納得したら購入するので、たとえプロパーで買った服が翌日に値下がっていてもショックを受けません。
ただしクリスタ、お前は許さんぞ。
(買い切り版をプロパーで買った後に30%引きになっていてブチギレました)
洋服は着るためにある
折角お気に入りの一着を見つけても着なければなんの意味もありませんので、実用面も考えます。
私の経験上その服と手持ち服とで3パターンの着回しが考えられれば大丈夫。タンスの肥やしにはなりません。
さらにその服を着て出掛けている自分を想像できたら完璧です。
買った翌日や次の休みにでも早速出番が来たら大成功。
その服は長く着る服になります。
好きなブランドだからって買わない
これは余談なので読み飛ばしていいです。
大きな声で言いづらいですが私はブランドが好きです。
好きなブランドの服だからという理由でつい買いたくなるのですが、洋服単体で見た時に納得できなければ、それは自分に不相応な服だと考えて諦めます。
オタク、応援するためにお金を投資しがち。マーガレットハウエルのスカーフが欲しいし、ブルーレーベルもポール・スミスもかわいい。セントジェームスは生涯の相棒にしたいし全身アニエスベーとか絶対いいやりたい。
*衣食住という言葉があるじゃない
山本耀司さんのこの言葉は名言過ぎるので皆さまにも知ってほしい。
洋服にこだわりのない人は勿体無いなと思っています。
私はコスメやアクセサリーに興味を持てないのでお互い様でしょうが……。
衣食住は人間の暮らしのベースです。
その中で「衣」が一番軽んじられているような気がする今日この頃です。
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