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シャアが赤いゲゼに乗ってZZと格闘する歴史if

ネタバレを絶対に踏みたくない映画をすぐに観れない時、もし乗り込んだ電車内で発狂した男が映画のネタバレを叫んでいたらどうしようと考えて怯えながら過ごす時『ボーはおそれている』を思い出しますね。

オラァ!GQuuuuuuX観たぞ!

という事でGQuuuuuuXを観ました、すごくて頭がおかしくなるかと思っちゃった。
自分が想像している以上に自分はガンダムの世界を“歴史”として受け取っているんだなあと思った。
公開から間もないしネタバレは避けますが……ガンダム的なる部分と鶴巻和哉監督的なる部分とスタジオカラー的なる部分が混ざってて、結構普通に変な体験だった。
GQuuuuuuXはめちゃくちゃカッコいい。大阪万博のガンダムパビリオンに等身大ガンダムが建つそうですが、今出てる情報全部嘘でGQuuuuuuX建ってて欲しいな。
──いや、建つなら“あっち”の方か?……そう、ガンダムが言っている。

さて、今年の映画初めはGQuuuuuuXからでした。グランメゾンパリとか敵とか気になる映画は目白押しだったのですが、僕が今年最初どこから始めたいかなと思った時にはやはりGQuuuuuuXになってしまった。
とはいえ、僕は世間の人たちほどガンダム好きでも鶴巻監督好きでもないっちゃないんですけどもね。
まあ今年の指針としてここから始めるのがよいだろうと。
これはギリネタバレじゃないと思いますが、原画に雨宮哲さんの名前がクレジットされていて嬉しかったですね。
作品としては「ガンダムのあれこれをこんな形で拾ってくれて!感動!!」みたいな感じというよりは「どうなったんだこれは、どうなるんだ!あれはどうなっとるんだ!ワクワクで気が狂う〜〜ッ!」って感じなので、ワクワクしたい方にオススメします。

というか、アニメ作ってる方ってなんであんなに作品が若々しいのか不思議ですよね、みなさんもう割とそれなりの年齢(失礼)だと思うのにGQuuuuuuXみたいな若い世代の感覚を反映した作品が作れちゃうんだもんなあ。僕もアニメに携わっている人間ではあるけど、残念なことに既に脳の硬化が始まってきてると思う。
僕はアニメに関わっているとはいえ能力がある側の人間ではないので、それもあるのかな?何はあれ、この人達みたいになりたい……ガンダム的に言えば「僕はあの人に勝ちたい!」だ。
ガンダムシリーズに関しては富野監督が未だにGレコの感性で作品作り続けちゃってるのでその効果もあるかもしれないですね。

さて、ここで告知です。

むちゃむちゃ海月味、今年も文学フリマ京都に出店します!
お品書き

関わっている文芸サークル・むちゃむちゃ海月味が明日2025/01/19の文学フリマ京都9に出店します!
今回のテーマは“ごはん”。
お品書きには反映されてしまっているのですが、今回の新刊『むちゃくらのごはん』には僕の作品『晩餐と清算と世界最後の思春期』は掲載されていません。
締切のタイミングで僕がインフルエンザになっちゃって間に合わなかったんです……と、言い訳しておきます。
とはいえ他メンバーのたのしい作品は盛りだくさんなので、是非是非お手に取ってくださいませ。
ブースは「か-53」です、どうぞよしなに。

むちゃくらでは今までリレー小説を書いていたのですが、ちょっと色々やり方を考えようという事で今回はリレー小説なしになります。その代わりにリソースを割いたものが去年やってたむちゃくらマガジンだったんですね。
一応これからもテーマを決めて合同誌にするスタイルは崩れないと思いますが、はてさてどうなる事やら。
ちなみにそういう理由から、これまで本のタイトルはリレー小説のタイトルにしていたやり方ができなくなったので今回のタイトルは『むちゃくらのごはん』です。日常のサブタイみたいですね。
そんなこんなで、むちゃくらは今年も色々考えてやっていくと思うのでよろしくです。告知でした。

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