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意気込みだけでは天才に遠い
以前コミケで頒布した同人誌に収録していた小説を上げました。よければ読んでください。
同じ小説はなろうにも上げています。
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小説に登場する箕蘭黛滾夏と暦洲舞玲冬は、以前書いたコミケの宣伝でも紹介したこの缶バッチのキャラクターですね。右が滾夏、左が玲冬です。
こちらの小説が関わる3Dアニメ企画『デコヒーレンス・プロンプト』は少しずつ進めていますので、今後もnoteで進捗については載せていくと思われます。
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自分としては本当の主役は出し渋っておきたかったというのはあります。
最近、小説を書いたりこういう創作をする時、キャラクターの名前を勿論考える必要があるわけですが、だんだんよくわからないネーミングになってきた気がします。
箕蘭黛滾夏
暦洲舞玲冬
字面だけだと「なんて?」って感じがしますよね、それについてはやや反省。
以前までは実際に居そうな名前から外れないように気をつけていたんですが、最近は語感で覚えやすい名前を意識してこのようにしています。
逆に言えば、ようやくモノを書くのにキャラクターを意識し始めたと言っていいかもしれません。
今でもそうなんですが、昔は映画やアニメや漫画に触れる時にキャラクターよりもお話自体に入り込むタチだったので、キャラクターに興味が薄かったんですね。
高校生の頃に書いてた演劇の脚本なんて、今見ると全然キャラクターしてないという……。
その頃は未熟だったので登場人物の心の動きがドラマになっていくという事が理解できていなかったんですよね。大学生くらいからサークル活動でヒーローショーをするようになってようやくキャラクターというものに気がついた感じはします。
あとはワンダーただゆきと関わり始めた影響も強いですね。
コロナ禍前、しばらく月刊ワンワンライブというワンダーただゆき率いるワンダーブラザーズが主催する月一イベントの茶番劇脚本を書いていたのですが、ワンダーブラザーズはアイドルなので、彼ら(……というかただゆき)を立たせる話にする必要があり、そこでようやくキャラクターに役割を持たせてドラマを動かすという事がわかったんだと思います。
それからはキャラクターを作り込む事を覚えましたね……とはいえ、キャラクターに愛着があるかといえば実はそうでもないんですけど。
書き手の感覚としては、いかにキャラクターが苦しむ話にできるだろうか、みたいなところがあって、そういう意味ではせっかく積み上げた積み木を自分で破壊するみたいな……なんかそういう快楽で書いてるところはあるかもしれないです。
過去作は修行のつもりだったり集団制作だった事もあって色々なパターンの話を書いている気がしますが、実のところ僕はメチャクチャになっていく話が好きなので、これから個人的に書く作品はエントロピーが増大する作品にしたいと思ってます。
……そんな個人的に書いている作品を近いうちにnoteに上げていこうと思っています。
上げていこう……というのはつまり、不定期ですが連載小説をやっていこうという事です。
コロナ禍中、前述したワンダーただゆきのラジオ番組で半年ラジオドラマを書かせて貰ったのですが……(このエピソードも割と何回か書いてるけど)
続きモノを書くの、楽しかったんですよね。
というのも、それこそヒーローショーやライブの茶番劇、自主映画、小説……としばらく一作でまとまったものを作ってきたので、また続きモノにチャレンジしたくなってきた感じですね。
とりあえず今月予定されているイベントが終わればある程度人生に落ち着きを取り戻せる事と、来年はわりかし暇な予定なので創作活動を絶やさず継続できる流れを今のうちに作っておこうかなと。
本格的に書き進めていくのは色々落ち着いてからになりますが、とりあえず今月中に序章を上げるつもりでいます……まあ、ちょっとした予告ということで。
しかし小説を書く時はサムネイル画像どうするか悩むなあ。普段の更新は適当に撮った写真にしてるけど……。
そういえばみなさん、月見バーガー食べました?
僕は六個食べました。
これからまだまだ食べます、ムシャアッ。