マガジンのカバー画像

Nankai tsusho JOURNAL

76
南海通商「JOURNAL」では、南海通商株式会社より気になる商品や詳細を、定期的にお届けいたします。
運営しているクリエイター

記事一覧

Vol.74 貯めても、飾っても◎フィンランド生まれの貯金箱

コロンとしたフォルムとクリッとした目が愛らしく、 どこかレトロな雰囲気も漂うしろくまとあざらしの貯金箱。 北欧・フィンランドからやってきました。 もとは、フィンランドの銀行のノベルティもともとは1970年頃、フィンランドのNordea(ノルデア)銀行がノベルティとして子どもたちにプレゼントしていました。 当時、鍵は銀行が預かり、子どもたちがお金を貯めていっぱいになった貯金箱を銀行に持っていくと、鍵を開けてくれるというものでした。そんなワクワクするエピソードを秘めた貯金箱が

Vol.73 復刻!伝説の雑貨店 F.O.B COOP の器

「F.O.B COOP」は1981年に益永みつ枝氏が広尾にオープンした“雑貨店併設のカフェ” ブームを巻き起こした伝説のお店。今となっては当たり前のように見かける「DURALEX」のグラスを日本に取り入れたのも「F.O.B COOP」でした。ラフォーレ原宿にあった2号店は、パリのオープンカフェのような解放感があり、当時の若者達の憧れの場所でもありました。 そんな雑貨店の元祖とも言える「F.O.B COOP」でしたが、2015年10月末、多くの人に惜しまれながら35年の歴史に幕

Vol.72 常滑焼、新しいカタチ

愛知県常滑市で100年近く続く窯元「人水」とコラボした、常滑焼の急須。 釉薬を使わない自然な色合いと高精度の均一な仕上がりが特長です。 日本遺産の日本六古窯「常滑焼」日本六古窯(にほんろっこよう)をご存知でしょうか。 古来の陶磁器窯のうち、中世から現在まで生産が続く代表的な6つの産地 越前・瀬戸・常滑・信楽(しがらき)・丹波・備前 の総称です。 その中のひとつ、常滑焼で知られる愛知県常滑市は、尾張地方にある知多半島の中央部に位置し、西側に伊勢湾の面している地域です。 知

Vol.71 言葉が心を包みます。あなたもカードを贈りませんか。

ドイツ生まれのライフスタイルブランド "räder " (レダー)。 インテリア、キッチン、ガーデン、ステーショナリーなど 私達の暮らしに寄り添ったプロダクトを展開しています。 今回は、その中でもレダーの原点とも言える グリーティングカードについてご紹介します。 デザインの中にやさしい詩とメッセージが込められた、 そんなレダーの世界をのぞきます。 Every product tells a storyー すべての製品に物語がある ー 1968年räder社は設立されました

Vol.70 キュッと縛れる葉っぱ型バンド

カナダの『Trudeau』社の、葉っぱのデザインが可愛いシリコンバンド。 葉っぱの付け根にある穴にバンドを差し込んで引っ張ると、袋の口などを、きゅっと留めることができます。 Trudeau社Trudeauは、1889年カナダ・モントリオールで設立し、2019年に130年を迎えました。現在は4代目である Anne-Marie Trudeau が、同社初の女性オーナーとして活躍しています。 北アメリカではキッチン用品のシェアNo.1を占めており、 使い易く、デザイン性に優れ、

Vol.69 ビタミンカラーでキッチンを楽しく!

アメリカ・テキサス州『デクサス』社の、フルーツをモチーフにしたカッティングボードです。従来の野菜や果物の形をしたカッティングボードに加え、今回レモンやグレープフルーツを輪切りにしたデザインが仲間入りしました。 アメリカらしいインパクトある色使いで、キッチンに彩りを与えてくれます。 Dexas社Dexas は、1969 年にアメリカのテキサス州ダラスで設立し、主にキッチンアイテムとペット用品を製造しています。 Dexas の プロダクト デザイナー・Ellis Shamoon

Vol.68 キッチンの万能選手「マッコリカップ」

韓国の屋台や居酒屋などで、マッコリを飲むときに使われるアルマイト製の マッコリカップ。 軽くて使いやすいので、カップ以外にも料理の様々なシーンで活用されています。 韓国のお酒「マッコリ」飲んだことがない人も、名前くらいは知っているであろう韓国のお酒「マッコリ」。米などの穀物に麹を加えて発酵させて造るお酒で、白く濁っているのが特徴です。 アルコール度数は5~8%程度。 日本人が梅酒を漬けるように、韓国では今でも多くの家庭でマッコリが造られています。 また、お店でマッコリを注文

Vol.67 保存だけじゃない!使い方色々メタルキャップジャー

イタリアで Bormioli Rocco(ボルミオリ・ロッコ)の名を不動のものにしたベストセラー商品 Quattro Stagioni(クアトロスタジオーニ)メタルキャップジャーです。 イタリアでは保存瓶としてポピュラーに使われています。 Bormioli Rocco(ボルミオリ・ロッコ) ボルミオリ・ロッコ社は、1825年創業のイタリアの老舗ガラスメーカーです。 当時、ボルミオリ・ロッコの父 ルイージがパルマに移り、親から受け継いだお金でガラス製品の会社を始めました。父の

Vol.66 職人技が光る槌目茶筒

全体に槌目模様を施した美しい質感のステンレス製の茶筒です。 金属加工を得意とする新潟県燕三条地区の職人が作った高級感あふれる一品です。 お茶は茶筒で保管!茶筒は、茶葉を保存するための円柱状の容器です。茶筒の歴史は意外にも新しく、江戸後期に煎茶が誕生してからと言われています。明治期に入り、ブリキの丸缶が日本へ入ってきたことから、本格的な茶筒が作られたようです。 ではなぜ、わざわざ茶筒が必要なのでしょうか。 それは、茶葉は空気に触れると劣化し、香りや味が落ちてしまうから。 ま

Vol.65 一生モノの道具・銅製卵焼き器

親子4代に渡り銅器製作を続ける、創業80年の中村銅器製作所が昔ながらの手法で丁寧につくりあげた、銅製の卵焼き器です。 全国の一流料亭の板前から寿司職人など、プロも愛用する逸品です。 中村銅器製作所東京の下町・足立区梅田にて親子4代に渡り銅器製作を続ける、創業80年の老舗・中村銅器製作所。 「銅の良さを十分に理解をしてもらいたい」という思いから、卵焼き器を筆頭に、親子鍋、シチュー鍋、寄鍋、天ぷら鍋など多岐に渡る銅製品を、昔ながらの手法でひとつひとつ丁寧に製作しています。 三

Vol.64 Kitchou【吉兆】で迎えるお正月

だるまや鯛といった、縁起がいいとされるモチーフを、紅白の色合いでデザインした豆皿です。 kitchou=吉兆、とは、めでたいことの前触れ。 お正月やお祝いなど、ハレの日のテーブルコーディネートに一役買ってくれるアイテムです。 豆皿で演出するお正月まだクリスマスも来ていないのに、もうお正月の話?と思われるかもしれませんが、12月は師が走ると書いて『師走』。お坊さんが走り回る程忙しく、年末なんてあっという間にやってきます。 お正月も現代では簡素化されてきていますが、本来正月と

Vol.63 骨董品のような世界観で魅了するWonderableの器たち

2009 年、オランダのカーラ・ピーターズによって発表されたホームアクセサリーのブランドです。 まるでヨーロッパの骨董市に並んだようなアンティークの風合いを持った食器たちは、ハンドメイドゆえにひとつひとつ違う表情を魅せてくれます。 wonderable by CARLA PETERS『wonderable』のデザイナー、カーラ・ピーターズは、オランダのデザイン学校卒業後、25 年以上に渡り、ヨーロッパや海外の企業でデザインやビジネス コンサルタントの経験を積み、2009 年

Vol.62 「定番」と呼べるディッシュクロスを作りたかった【63ディッシュクロス】

63ディッシュクロスのこだわりロクサンディッシュクロスは、弊社でデザインをしたのち、海外でも有数の技術と品質を持つ繊維会社で製造しています。 素材 ロクサンディッシュクロスは、コットンリネンで出来ています。コットンリネンとは、コットン(綿)とリネン(麻)という2種類の天然素材を混ぜて織り上げた生地のこと。まさにコットンとリネンのいいとこ取りをした生地というわけです。 コットンリネンは、耐久性・吸水性に優れていて、洗濯後もリネン100%に比べるとシワが目立ちません。コット

Vol.61 いつでも・どこでも・自分流の挽きたてを「63コーヒーグラインダー」

マットブラックなカラーがメンズライクな印象の、手動式の円筒形コーヒーグラインダーです。スリムな形状で持ち運びもしやすいので、キャンプやアウトドアでも使用でき、いつでも挽きたてのコーヒーが味わえます。 家でも外でも挽き立てのコーヒーを。外で 一般的にスリムな円筒形のコーヒーミルは、持ち運びしやすいことから、「アウトドアでも道具にこだわって、本格的なコーヒーを淹れたい」という方に注目されているアイテムです。 ロクサンコーヒーグラインダーも、スリムでハンドルが取り外せるうえ、フ