天井の隅に、もやもやした線がうごめいている話
怖さ:★☆☆
会社の同僚が小学校3年か4年のころに体験したお話です。
ある日、彼は学校の教室で、友だちが話す怖い話を聞いていました。妖怪の「天井下(てんじょうさがり・てんじょうくだり)」か何かの話で、水木しげる先生の描いたような妖怪が、天井から押し寄せてくるという話だったそうです(「天井下」は江戸時代の画家・浮世絵師、鳥山石燕が描いた天井からぶら下がっている女性の妖怪で、逃げる時に天井を突き破ったりすることはありますが、特に人に危害を加えるようなことはないそうです)。