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短評:60年代大阪釜ヶ崎を舞台にしたダークファンタジー 〜 岡田索雲「メイコの遊び場」(1)

「メイコの遊び場」(1)、著: 岡田索雲(オカダサクモ)を読む。

60年代大阪釜ヶ崎を舞台にしたダークファンタジー。主人公の少女は、特殊能力を使ってやくざを「遊び殺して」ゆく。純粋な子どもの遊びが汚い大人のヤクザを誅殺する、という構図は、クリアな描線とあいまって、やや昭和30年代らしからぬ印象もあるのだが、とにかく読ませる。

表紙絵は田中登 監督のにっかつロマンポルノ「(秘)色情めす市場」冒頭シーンの背景が引用されている。他にもあるかもしれない。


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