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名画座にゆこうか

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都内名画座で観た古い映画の感想 音楽・漫画・本 その他 気が向いたらなにか
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#note映画部

★【DVD復刻】シネフィルという言葉のない時代の映画マニアたち 〜 原田眞人 監督デ…

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nankado
4年前
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この映画の「本当の主人公」は誰か あるいは マージナルな存在 〜 「模倣の人生」…

シネマヴェーラ 「模倣の人生」、原題 Imitation of Life ジョン・M・スタール監督、1934年を…

nankado
4年前
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「ひろしま」1953年、日教組の制作した原爆映画

シネマヴェーラ 「ひろしま」1953年、関川秀雄 監督。日教組の制作した大作映画である。 冒頭…

nankado
6年前
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(これもまた)手塚治虫に感想をきいてみたい作品 〜 「復讐鬼」1950年、マンキウィ…

シネマヴェーラ 「復讐鬼」1950年、ジョゼフ・L・マンキウィッツ監督。原題は「出口なし」また…

nankado
4年前
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★【名画座でしか観れない作品】 これが日本、どこへ行っても同じ 〜 渋谷実 監督…

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nankado
4年前
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短評:平成も終わったいま、全然変わっていない 〜 「赤い水」1963年、山本薩夫 監…

シネマヴェーラ 「赤い水」1963年、山本薩夫 監督 伊藤雄之介と西村晃の特集のうち、伊藤の作…

nankado
4年前
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【名画座でしか観れない作品】 橋本忍 原作の社会ドラマ、伊藤雄之助 vs 佐田啓二 〜 中村登 「いろはにほへと」

シネマヴェーラ特集「名脇役列伝IV 伊藤雄之助生誕百年記念 怪優対決 伊藤雄之助vs西村晃」が本日:2019/07/06から開始となる。タイトルの中で、特に未ソフト化のオススメ作品について推しておきたい。 「いろはにほへと」中村登 監督、1960年。原作は橋本忍の佳作である。 53年の保全経済会事件をモデルにした社会ドラマである。59年にTVドラマが放映され、好評を受けて映画化された。 匿名組合のしくみを利用して私的な投資銀行を作り上げた男(佐田啓二)と、彼を追う刑事(

短評:松本清張 原作のアンデルセン童話 〜 渡邊祐介 監督 「黒の奔流」1972年

シネマヴェーラ 「黒の奔流」渡邊祐介 監督、1972年。 松本清張 原作のサスペンスである。フ…

nankado
5年前
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短評:ヒーロー自身の罪とはなんだったのか 〜 「THE GUILTY/ギルティ」

下高井戸シネマ「THE GUILTY/ギルティ」原題:DEN SKYLDIGE グスタフ・モーラー 監督(デンマ…

nankado
5年前
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★短評:一種モダン・ホラー的なアレンジ 〜 豊田四郎 監督 「四谷怪談」

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nankado
5年前
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短評:三島由紀夫作品の成功した映画化のひとつ 〜 「肉体の学校」木下亮 監督、196…

シネマヴェーラ 「肉体の学校」木下亮 監督、1965年。三島由紀夫の小説を映画化した作品である…

nankado
5年前
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短評:谷崎潤一郎原作と新藤の脚本の食い違い? 〜 「堕落する女」1967年、吉村公三…

シネマヴェーラ 「堕落する女」1967年、吉村公三郎 監督、新藤兼人 脚本、谷崎潤一郎 原作。 …

nankado
5年前
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短評:ヌーヴェルバーグ的要素の不発 〜 「牝」(1964年、渡邊祐介 監督)

シネマヴェーラ で「牝」(1964年、渡邊祐介 監督)をみた。 渡邊監督は「桃色の超特急」がい…

nankado
5年前
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ディテールの積み重ねと画面が地味な題材を強烈にドライブしてゆく 〜 アルフォンソ・キュアロン監督「ROMA/ローマ」

下高井戸シネマで「ROMA/ローマ」観てきた。「ゼロ・グラビティ」を撮ったアルフォンソ・キュアロン監督、2018年。オンライン配信のNetflixが配給した作品としても話題になったが、これはまたすごい映画であった。 ディテールの積み重ねと画で、きわめて地味に思える題材を強烈にドライブしてゆく。どのシーンも写真作品のようだ。 映画音楽はほぼなく、場面でかかっている音楽や環境音がBGM的に重なる。「メロンの気持ち」をレコードでかけ、みんなで並んで踊るシーン。 背景で一つの動