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年下男子のルイくん、こぼれ話

🌟集英社みらい文庫🌟さまより、『年下男子のルイくんはわたしのことが好きすぎる!』というシリーズが発売してます!
(最新刊の第3弾は先月発売したばかり❣️)

第3弾 ドキドキの夏!きもだめしとお誕生日デート

このシリーズの第①弾を刊行したのは去年の10月❣️
もうすぐ1年になるので、ちょっと振り返ってみようかなと思い、書き始めましたー。

そもそも、『年下男子のルイくん』って?

ルイくんシリーズを知らないという方、ようこそ❗️
上の表紙に出ている男の子「風間カザマ 琉生ルイ」は6年前に父親の転勤でフランスに引っ越してしまいます。
ルイは主人公、「樫木カシキ 結衣ユイ」の幼なじみ。
そんなルイが突然帰国し、幼い頃からずっと一途に思い続けてたユイに猛アタック❗️するというお話😊🫶

もう少し詳しいあらすじは、下の公式動画からどうぞー🔻


③巻では出てこないんですが、①、②巻ではフランスにちなんだお菓子が出てきます。
今回は①巻で登場した「クレープ」について。

本編では、ルイがユイにクレープを作ってあげるシーンがあって、クレープ生地の中に「重曹」を混ぜます。
でも本当は「ビール」を混ぜて作るのが、フランス式(らしい)。
このクレープは実際に友達が作ってくれたのを参考にしています。


私がこの作り方を知ったきっかけは、昔、友だち何人かで2泊3日の旅行へ行き、夜ご飯は2人1組のチームになって料理を作ってジャッジし合い、どのチームの料理が一番美味しいか競い合うというフードコンテストを開催した時のことです。

私は留学経験があったり、仕事やいろんな環境から、幸せなことに日本人のお友達だけでなく、異国のお友達もたくさんいます😊

その時の国籍は日本、ベトナム、インドネシア、オーストラリア、フランスの国際色豊かな顔ぶれ。
全員がメインディッシュを作ると食べきれないし、デザートも食べたい。なら、フランスチームはデザートを!という話になって、彼らはクレープを作ってくれました😋💕

借りた宿泊施設には最低限の器具だけなので、その中で作ったから完璧ではないものの、すごく美味しかったんです🍴✨

ストーリーでも書いた、クレープ生地にバター、砂糖、レモン汁を少しかけて食べるクレープがフランスでは一般的で、シンプルなものとして好まれてるようです。
だけどその時はマンゴーでピューレを作ってくれて、さらにバニラアイスをトッピング🍨
とってもおいしくて、コンテストは彼らの勝利でした✨

その時に作り方を聞いたら、生地にビールを入れてるって言われて😳
はじめは冗談だと思ったんです🍺
彼らはお酒が好きなのでフレンチジョークかと思ったんだけど……本当に入れてた😳
(フランスのウェブサイトで調べたレシピには、入ってるのがたくさん出てきたみたいです)

ちなみに①巻の原稿では、初めはルイが冷蔵庫からビールを取り出し、クレープ生地に入れるという描写を書いていました。

もちろん未成年なので、飲むのはダメです。
料理に使う描写はあり? でも大人が見てない状況(ルイの両親は仕事とお出かけ中)で、これはいけるのか……?

原稿を書いた後担当さんに投げましたが、やっぱり却下されました‼︎

\\ そりゃそうだ //


そもそも購入することすらできないので、ダメですよね。
※お酒はハタチになってからですよ! 


そこでビール=重曹に変更になりました◎


ちなみにビールは発泡酒のようなものがいいようです。
(海外のビールは発泡酒に近いものが多い印象ですし)

調べたら、ビールを入れるのは味のスパイス(苦味と甘みのバランスのため?)、生地をほんの少し膨らませて柔らかな食感にさせるため……というのが書かれてましたが、フランス人に聞いても、そこは「知らん」の一点張りでした🙄


(ソンナモンダヨネー)


そんなお話が載っている『年下男子のルイくんはわたしのことが好きすぎる!』の第①巻はこちら🔻

上のリンクから試し読みもできるので、よろしければ◎

私の小中学生の頃よりも、きっと今の子たちの方が国外のことに触れる機会は多いと思います。
遠い国のリアルな文化をルイくんシリーズから感じ取ってもらえたらいいな⭐️


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