『２分の１フレンズ』１巻まるごとためし読み！
今年の６月に角川つばさ文庫さんから発売した『２分の１フレンズ』（＝ニブイチって私は呼んでます）が公式noteの「つばさ文庫クラブ」さんにて公開がスタートしています！
毎週火曜日と金曜日の更新で、待てば１巻がまるごと無料で読めます！
（２０２４年１１月３０日まで）
ニブイチの２巻は１１月１３日に発売予定です✨
ぜひそれまでに１巻読んでみてくださいませ◎
ちなみに挿絵も見れます！（豪華！）
ニブイチは主人公ーー|桃瀬真魚《ももせまお》がぼっちで、人見知りで、オタク。
今まで何度か友だちを作ろうと頑張ってみたり、低いコミュ力をなんとか改善させようと頑張ってきた女の子。
だけどテンパるとマシンガンのようにドドドッと言葉を放ってしまって、人の話を聞けない。
会話の流れがおかしな方向にいく。
だから周りはこの子ヤバい、会話にならない。って思われて、さけられてしまうため、孤立してしまう。
中学生に入れば、心機一転❗️ もう一度、頑張るぞ‼️
なんて思っても、やっぱり上手くいかなくて、ぼっち。
諦めて教室で息をひそめて生きていたのに、真魚とは真逆の性格・立ち位置の男の子が、真魚のレベルアップのレクチャーをしてくれることになる……というお話。
🔻あらすじはこちら🔻
“ぼっち”のわたしが学年イチのモテ男子と〈ヒミツの関係〉に!?
わたし、桃瀬真魚。友だちゼロの中１です。
そんなわたしが、学年イチのモテ男子・皇くんに
ある日とつぜん話しかけられた！
「桃瀬さん、"ぼっち"卒業したくない？」
……そんなことが本当にできるのでしょうか!?
そのかわり、皇くんと〈ウソのカレカノ〉になるのが条件
――って、まって、カンベンしてください！（泣）
完全な友だちでもない、本当のカレカノでもない、
どっちつかずの「２分の１」なわたしたちの
ドタバタ学園ライフ、スタートです！
１巻のあとがきにも書いたのですが、SNSの世界にはニブイチ主人公、真魚のような子が多い印象があって、人見知りで目立つことが好きじゃないオタクで、コミュ力ゼロのぼっち……と書くと、小説だと大人しい主人公をイメージする人も多いかな？と思うのですが、現実世界ではそうじゃない子が多い印象です（特にSNS上では）。
SNSですごく明るくポストしてたり、笑えるようなシャレもきいてるユニークな子も、実際に会うと大人しい。
SNSって人の内面を見せてるなって私は感じているので、その人も対面だとおとなしくても、中身も大人しいとは限らない。
もしくは本当に心を許した人か、限定した年齢なのか場所なのか、人なのか……そういったところではそうじゃないのかもしれない。
だとしたら本人も、本当の自分は大人しい人間じゃないと思っているかもしれない。
ニブイチの真魚は、そんな方達を投影した（つもりの）主人公です。
ストーリーの中では、真魚が色んなテクニックを学んで、コミュ力アップ、自分の内面のレベルアップをはかろうとします。
コラムなども入ってるので、対人関係で悩んでる子どもたちのちょっとしたアドバイスみたいになってますが、別に実践しなくてもいいです。
ただ、もし悩んでる子がいたら、こういう方法もあるんだよ。っていうちょっとした知識になればいいなと思ってます。
ニブイチの前に『なりたいアナタにプロデュース。』というメイクのお話も書きました💄
これも同じで、別にメイクをしなくたっていいんです。
して欲しいって意味で書いたのではなく、もしも将来メイクに興味を持った時、メイクをしないといけない状況になった時、もしくは自分は興味はないけど、周りが興味があって話についていけない時 etc……。
そういった時の予備知識として、この本が読者の方の助けになればいいな。という気持ちです。
……なーんて、まじめに書いてしまいましたが、エンタメ児童文庫なので、そんなもの気にせずストーリーを楽しんでもらえるのが一番うれしいです！
私の考えや思いなんて、くみ取ったり、受け取らなくてもいいです。
私が本に夢中になって読んでた時、ただ純粋にお話が面白くて、夜更かししてでも読んでました。
あんな気持ちになってもらえたらとてもうれしいな、と思って書いてます。
上で書いた内容は、私が本に読みなれてきて、実はこういう考えがあった！とか、裏事情を知った時にテンションが上がったことがあったので、本の中では書いてないことをここに載せただけですので◎
読者の方が主人公たちと一緒に、泣いて笑って苦しんで、それでも前を向いて今日という日を過ごせますように。
足を止めて動けなくなっている人の、一歩ふみだすきっかけになれますように。
つっ走りすぎて疲れている人の、休息の時間を提供できますように。
読書を楽しんでもらえますように。
（……また、まじめに書きすぎてしまいました）
ニブイチ２巻の予約も徐々に始まっております。
ご興味あれば、どうぞよろしくお願いいたします🤗💕
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