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個人レベルのもったいないから

私の「もったいないから」のためのアクションは、食品ロスを出さないこと。
食べ物を買う→使いきれない・食べきれない→捨てる、これをしないようにとにかく気をつけています。

ここドイツでは、とにかく食品の販売数量が大きいです。
じゃがいもは、一番少なくて1.5キロ、12キロ入りまで見たことがあります。
ちょっと浮かれて5キロ入りとか買ってしまうと、ちょっと茹でて冷凍して、お弁当のおかずを作って冷凍して、さらに晩ごはんに大量のじゃがいもを食べたとしても、使えるのはせいぜい2.5キロくらいです。
そうなると、その1週間はじゃがいもとの戦いになってしまうので、食べられる量だけ買う、が一番求められること。

そしてその後に、家庭の中で腐らせない。
これはどんなに気をつけていてもやってしまうのですが、これを防止するために、買ってきた当日にできるところまでやっておく、ことにしています。
冷凍できるものは冷凍庫へ、カットできるものは事前にカット、しながらお弁当のおかずにできるものは調理して冷凍、など、できるだけのことをしてから保存するようにします。

平日に、玉ねぎを剥いて切る元気がなくても、カットして冷凍された玉ねぎがあれば料理の手間が省けてやる気も出るし、一石二鳥。
ただし、それでも肉や魚は味付けしてから冷凍、というのは意外と面倒くさくてできない自分もいます。
特に、買ってきた当日にやると決めていてもやる気が出ない時ももちろんあります。
そんなことになっても決して自分を責めたりせず、切れなかったものは調理のついでに全部切って冷凍する、というように、無理のないようにしています。

そして、食品ロスについてドイツで見習いたいことが一つ。
ドイツのスーパーマーケットでは、売り切れたものは補充されません。
スーパーは日曜日が休みなので、土曜日の夕方にスーパーに行くと生鮮食品はほとんどありません。
でも誰もそれで文句を言わないのです。
これって、素晴らしいことですよね。
私たちが少しずつ食品ロスのことを考えれば、品物のないスーパーを受け入れられる日が来るかもしれません。

日本は食べられるものをたくさん捨てているという事実に目を背けないように、これからも個人レベルで食品ロスを生まないように、生活していきたいと思います。


#もったいないから

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