見出し画像

【交換note】20年前の初舞台の長台詞を今でも覚えてる

どうも。
イシゲです。

映画が好きです。
ちょっと前に『LUCY』という、主人公が悪い人たちに巻き込まれて危ないお薬で脳が100%活性化してしまう映画がありましたね。
なんか色々とぶっとんでいましたが、ちょっと興味深いラストでした。

かくいうわたしは脳みそが思う様に働いてくれない時間が多い気がします。
お薬が足りない!!!
のではなく、要は眠いのです。

昔っから常に眠い人でしたが、昔の様に無茶をするわけでもないのに眠いし、火事場のなんとやらも発揮できなくなった気がするのです。
やー、歳をとりましたね。時間には抗えない。
まぁでも、それなら、良い年の重ね方をしたい、ですね。
幸い良い見本が周りに沢山いらっしゃるので、参考にしつつもう少し未来の自分を大切にしてあげなきゃですね。
簡単そうで、難しく、面白いです。


ということで「演劇の面白いところは?」
と聞かれると、まあたくさんあると思うのですが。
語弊や誤解を恐れずに言うと、わたしの答えは、

「変な人が多い」ですね。

これはもちろん良くも悪くもですし、他の業界(?)にも沢山いると思いますが。
なんというか、10代の終わりに、演劇をすると決めて、飛び込むと、沢山の人がいたんですよね。大学に入ったときも思いましたが、世間は狭いようで広いな、と。

いろんな舞台を見て、腹抱えて笑ったり、感動して号泣したり、つまらねーと思うものもありましたが、まあ見事にハマったんです。
それはやっぱり、ライブで、近距離で、いろんな思考と思想とがすごい熱量で飛んでくるからなんですよね。
でも、演劇というメディアは他のメディアに比べるとはっきり言って死んでいて、とても非生産的で、アングラのイメージが強く、閉じていて。

閉鎖感はともかく(まあとっても問題なのですが)、このメディアとしての崖っぷち感と今しか見れないライブ感がない混ぜになった、刹那的な、花火のような、『今』感が好きなんだと思います。
そして、そこに「在る」人たちが、逆境とすら言えないくらい社会的に厳しく、その準備に数ヶ月を費やすのに後にも残せず、ただただ本番というその一瞬に全てを注ぎ込む、そんな、変な人たち、がたまらなく愛おしく思えるのです。

そういう場所に身を置いて、そういう人たちしか見てなかったからかもしれませんけどね。

トップの写真は、これが最後かもしれないなぁと思いながら出演したものです。
60分ほど、ひたすらパンを食べ続けるという役でした。
変な人です(笑)

次回、映像作品となるのですが、今までとやることは変わらない、わけではなく、やっぱり全然違うよなぁ、とこの記事を書いていて再認識しました。
実は撮影日は間近に迫っているのですが、最近になってようやく気付く事が本当に沢山あります。

演劇は、幕が上がり、お客様がいて、ようやく完成します。
とわたしは思っています。

映像作品の「完成」というのは、どこにあるんでしょうね。

願わくば、一緒に完成させましょう。

では。またね。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ふんわりとお題。

空気を読むと「演劇の面白いところは?」
になるのですが、せっかくなので選択制に。

冒頭でも述べた映画のお話。
「好きな映画の好きなセリフは?」
にしましょう。
どちらでもどうぞ。

ちなみにわたしは
「幸運を。きっと必要になるぜ。」です。
どの映画のなんのシーンか当てることのできる人は、一晩呑み語り明かしましょう。
奢ります。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「ええな」と気に入ってもらえたら、「ちょっと気なるな」と思ったもらえたら、サポートいただけるととても励みになります!よろしくお願いいたします!