見出し画像

昔の暮らしを知りたくて【大阪くらしの今昔館レポート】

先日の稽古にて

留守の時代は大正時代、その時代の背景とか暮らしとかをもっとリアルに知りたい!
でもなかなか京都にはそうゆうところないんだよねー。
いや、大阪にあるんじゃなね?え、じゃあ社会科見学行ってみよ!
ということで、行って参りました「大阪くらしの今昔館
せっかくなので、レポートにしてまとめてみました(お富)


目次
1. 大阪くらしの今昔館の中ってどんな場所?
1-1. 江戸時代の大阪の街並を一望できる展望フロア
1-2. 擬似体験!江戸時代の大阪
1-3. ノスタルジー感じる近代の大阪
2. おまけ着物情報 コーデ

1. 大阪くらしの今昔館の中ってどこに?

場所は、天神橋六丁目駅を降りてすぐのビルの8階。
いかにも現代的な施設に若干不安を感じながらもチケットを買って中へ。
ちなみにチケット代は大人600円(安い!さすが市の施設)
もひとつちなみにコインロッカーもあるので(100円帰ってくるやつ)荷物を預けて身軽に見にいくことができます♪
チケットをもらって、入場するとすぐに長ーーいエスカレーター
上には、色んな柄の布がかかっていて、
何かなぁーとワクワクしながら10階へ。

1-1. 江戸時代の大阪の街並を一望できる展望フロア

まず上がるとびっくりしたのは10階に行き着くと江戸時代(天保初年)の大阪の街を上空から見ることができます!上での説明のナビゲーターの声は今は亡き、桂米朝さんの声。落語の下町の世界を聞いている様な、大阪の町並みと本当に合っていて、心地よかったです。
他のレポートの写真なんかを見ていると、かなり人がたくさん!ですが、やはりコロナのこともあって、人はかなり少なかったです。
数十分見ていると、夜になったり雷が鳴ったり天候の変化を音照でしたりしてアミューズメントパークに来た気持ちになりました!

1-2. 擬似体験!江戸時代の大阪

一つ下に階段を降りると、上から見ていた江戸時代の町並みを実際に入って見ることができます。まずは、入り口でパシャり。

そうそう、今回はせっかくの社会科見学なので着物で来ています。お着物のコーデについては、後ほどおまけでお話しますね。

中に入ると、本当に実際の江戸の町並み!

火の見やぐらの梯子があるお家は街の寄合所になっていていたり

中に入れば、立派なおくどさん。家の中に井戸があるんですね。

呉服屋さんも町並みの中では一際大きい!帯や着物の飾り方は現代とそう代わりありませんね。でもいいなぁ。。。こんな感じで見て見たい!
その近くには、化粧と髪結いの道具屋さん

左上は白粉なので、ファンデーションその隣は紅筆や水溶きのお化粧に使う刷毛、かんざし。下は髪の毛の解くための和櫛。一番右下は何だろう。。帯揚げ?と思ってましたが、よくよく考えると鹿の子絞りなので昔は日本髪が支流でしたので、後ろのここの部分ですね。↓赤の部分

店の奥には壺がいくつかあって多分白粉の壺、鬢付け油の壺なのかな?
壺も可愛い・・・。

ここまでが表通り。裏通りに回ると、暮らしの一部分が。
昔は、着物は自分で解いて洗ってまた縫っていました。その様子が見られるのは、この洗い張りをしておいた着物の反物たち。

昔の暮らしを物語るワンシーンかなぁと思います。

1-3. ノスタルジー感じる近代の大阪
その後、別のフロアへ。もう少し時代は進んで「留守」の時代でもある大正時代あたりのミニチュアのお家がありました。

サザエさん見たいですね。おくどさんは土間ではなくて、台所になっていますね。お部屋も仕切りが多く、境界線が変わって来ていますね。

これは。。。!おままごと道具だと。。。?
小さいけどどれも十分使えそうですようね??どれも欲しい!☺️
その後、本当に使われていた冷蔵庫が出て来た。

。。。。金庫?めちゃお洒落やん。
最高級冷蔵庫と書いてある通りデザイン性も最高級でした。少しずつ西洋の文化が入ってきて新しいものへの憧れみたいなものも感じました。

2. おまけ着物情報 コーデ
さて、この日の着物テーマは「真面目な女学生 2020」
9月の終わりでしたので、単衣のつもりでデニム着物。
帯は半幅帯で、結ばない帯結びをやって見たところ・・・。
めっちゃ楽・・・!足元は草履にするとたくさん歩くので歩きやすい様にスニーカーに。

襟元は、長襦袢を着ずにつけ襟で洋装ミックスに。
それに合わせてマスクもレースにして見ました。あとは帯締めは三分紐で締めたかったのですが、ちょっと雰囲気を変えてクロスしてワンポイントにして見ました。

京都ではなかなかできないテイストでやって見たかったコーデなのでとっても楽しかったです♪

まとめ
結局、多くは江戸時代の暮らしがメインで見てしまいましたが実際にリアルな暮らしの背景や商人から下町の町人たちがどの様な部屋で生活していたかなども体験しながら理解することができました。自分も今回の舞台での女中役をおくどさんにいる自分を想像しながら演って行きたいなと思いました。

(お富)

「ええな」と気に入ってもらえたら、「ちょっと気なるな」と思ったもらえたら、サポートいただけるととても励みになります!よろしくお願いいたします!