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終戦の日に思う気を付けたいこと

今年も終戦の日が巡ってきた。先の大戦で戦火に倒れた国内外の多くの犠牲者に哀悼の意を表し、平和への誓いを新たにしたい。
日本人のうち、戦前・戦中生まれは全人口の7人に1人にまで減った。戦争を経験した旧軍人は1万人を割り込んでいる。往事の記憶は遠ざかる一方である。
国際情勢をみると、米国と中国の覇権争いが激しさを増し、「戦後」が終わる日が来ないとも限らない。そういうときだからこそ、あの戦争をきちんと振り返り、再び世界を惨禍に陥れない道筋を探ることが重要である。(上記記事より抜粋)

終戦の日なので、自分自身が戦争賛成に向かわないように気を付けたいことを書いてみようと思います。

歴史を知る

当時とは世界情勢も違っているので、すべてが参考になるわけではないですが、何故日本が戦争を選んだのかは理解しておくと良いと考えています。以下の本を3年前に読んだのですが、正直忘れてしまったのでこの機会に読み直してみようと思います。

煽られない

軍部とともに大衆を戦争へと導く一翼を担ったのが、当時の新聞である。あおればあおるほど部数が増えたこともあり、言論人の多くが戦争支持へと回った。(上記記事より抜粋)

「煽れば煽るほど部数が増えた」から、当時の新聞は戦争を煽る記事を書き、大衆の思想が偏る一因となったようです。

現代の新聞各社がそれをしないかと言うと、煽る新聞が売れる=煽らない新聞は売れない(客をとられる)という図式が無くならない限りやらざるを得ないんじゃないかと思います。そして、その図式が無くなるには大衆のリテラシー上昇が不可欠ですが、それは一朝一夕にできることではないと思います。

なので、新聞を含め「引きのあるタイトル」でPVを伸ばすメディアや、過激なことを言ったり、やったりすることで炎上してフォロワーを増やすインフルエンサーとは距離を置くようにしています。

余裕をもつ

「歴史を知る」、「煽られない」と言うのはどちらもコストがかかることなので、実現するためには時間・精神的余裕が必要です。まぁ、これが難しいんですけどね。

#日経COMEMO #NIKKEI

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