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少額送金サービス「ことら」始動

キャッシュレス決済のインフラが整ってきた。大手銀行が主導する形でスマートフォンを通じた個人間の少額送金サービス「ことら」が11日に始まった。相手の口座番号を知らなくても、携帯電話番号を使って無料もしくは安く送金できるようになる。

上記記事より抜粋

軽く調べてみた

少額送金サービス「ことら」なるものが、昨日から開始されたみたいなのでちょっと調べてみました。

「ことら」自体はアプリを提供しているわけではなくって送金の枠組みを提供していて、それに対応したアプリで実際の送金処理は行われるようです。んで、送信に必要なのは相手の口座情報か、Pay業者で受け取り設定をしている人であれば、電話番号、メールアドレス、もしくはアカウント情報があれば送金できるようです。

口座に対して手数料がかからずに送金できるってのが特に注目のポイントですね。現状、PaypayなんかのPay業者のアカウントに送金してもらったら、アカウントの残高に入ってしまい、口座に移す際に手数料かかっちゃいますからね。

HPの以下のページでは「ことら」を利用できるアプリが紹介されています

今日(公開翌日)時点では、メガバンクに対応しているのが「BankPay」だけなので、一択になりそうですね。

2022/10/12時点のことら対応アプリの使える銀行一覧抜粋

「BankPay」の「ことら」紹介ページを見ると使い方がイメージしやすそうです。


用途を考えてみた

個人間でお金をやり取りする機会自体あまりないっちゃないんですが、家賃の振り込み手数料を払わなくて済むように、大家さんと一緒の銀行に口座をわざわざ作ったりしていたので、ことら送金で家賃を支払うようにすればそういった手間がなくなるのはいいんじゃないかと思ったりします。都内だと10万円以上家賃がかかることはざらなので、願わくばもうちょっと送金金額の上限を上げて欲しいですが。

祝儀とかも直接送金になるとよさそうですよね。集める側からすると大量の現金を持っておくのもプレッシャーありますし、払う側からしてもピン札を準備したり、祝儀袋準備したりするのは面倒なので。

お年玉なんかでも使えるといいんじゃない?と思ったりします。私のような渡す側からすると、毎度去年っていくらだったっけ?と思い出すのに苦労しているので、誰にいくら上げたのかログが残るのは便利ですし。ポチ袋の準備もいらないとメリットが多い気がします。もらう側からしても結局口座に入れるのであれば最初から送金で問題ないような気がするんですよね。まぁ、実際もらう側じゃなくなってからの方が人生長くなってしまったのでよくわからんですが。

#日経COMEMO #NIKKEI

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