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ツイッターを見ていて思ったりしたこと

データに基づく日本全体の実態把握と効果検証を繰り返すことで、実際に少しずつ改善したという成功体験を社会として積み重ね、教育政策・実践の質を高めていく。教職志望者と全教育関係者が教育格差という実態に対し自覚的になる。これらの改革を進めれば、子供たちの可能性が「生まれ」で制限されない社会に向かう転換点になったと歴史に記録されるはずだ。

上記記事より抜粋

格差をなくすためには「学歴中心から経験中心に」と言ったワードが私のツイッターのTLでは話題になっています。それがツイッターの良さでもあるんでしょうけど、議論が錯綜しているなぁといった印象です。

ちなみに上記については転載元の動画で既に、米国では経験中心になったことで、経験をお金で買える子供がより有利になり格差がより広がったとオチがついているようです。

昨日、日経新聞の経済教室で上記の記事が上がっていました。「学歴中心から経験中心」では格差をなくすために、「評価軸をずらそう」という観点ですが、こちらは格差をなくすために「教育を平等にしよう」という観点です。

書かれている内容はよく言えば堅実、悪く言えば地味ですが結局こういった地道なPDCAサイクルを回すことが必要なんじゃないかと思いました。また、子供たちの可能性が「生まれ」で制限されない社会と書かれているあたりに好感が持てます。教育格差がない社会というよりも目指すべき方向がわかりやすいのではないでしょうか。

そのほかにもどこかで見たような内容が書かれているなぁと思っていたら、5月に読んだ教育格差の著者の方だったようです。こちらの本でも堅実で誠実な印象を受けました。

#日経COMEMO #NIKKEI


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