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売名ポスター止められずに思う

政治団体「NHKから国民を守る党」は20人超の擁立を発表している。同団体のホームページは一定額を寄付することで街中の選挙ポスターの掲示板に「自分でつくったポスター」を貼ることができると呼びかける。同団体はアイデアは合法だと主張する。都選管によると、原則としてポスターの記載内容は自由だという。

上記記事より抜粋

どういうことだろうと思って調べてみたのですが、25,000円を政治団体「NHKから国民を守る党」(以下N党)に寄付することで、東京都内に約14,000箇所設置される選挙ポスター掲示場のうち1箇所に「自分で作ったポスター」をN党から出馬している人数分貼ることが出来るというサービスをしているようです。

ポスターの記載内容は立候補した人の自由なので、考え方によっては供託金300万円で14,000ヵ所にポスターを貼る権利を買っているとも言えますね。党から候補者を複数名出しておけば、その14,000*候補者数の掲示枠は自由につかえるわけなので、ユーザーが使いやすいように掲示場所単位で掲示枠をまとめて売りに出しているというわけか。供託金は300万円で、20人候補を出したら6,000万円、一か所にポスターを貼る権利を2.5万円で売っていることを考えると、2,400ヵ所売れればトントン、それ以上は利益になるということのようです。

やけにN党から出てる候補が多いのでなんでだろうと思っていたのですが、裏には寄付金集めの手段に使うためっていうのがあったんですね。

#日経COMEMO #NIKKEI


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