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貯蓄型生命保険離れに思う

家計の資金が生命保険から離れている。日銀統計によると2024年1~3月に家計の貯蓄性の保険は約1兆8000億円流出し、16年ぶりの高水準だった。

上記記事より抜粋

いわゆる、貯蓄型生命保険から資金が流出しているようです。保障だけでなく、蓄財の機能を持たせた、貯蓄型生命保険にも色々とあるので、一概にどうこう言えるものでもないのですが、基本的においしい話というのは転がっていないと私は思っています。

例えば、「貯蓄型生命保険で保障と蓄財が両方できます、その上税制優遇も受けられます」というおいしい話がある場合、何故そうなるのかを確り理解できない限りは、それは私にとっておいしい話ではないと判断します。

ちなみに貯蓄型生命保険であれば多くの場合で、適切な掛け捨て型保険と、NISAやiDecoを組み合わせた方が、適切な保障を付けられて蓄財の効率が良いです。

上記の記事では今回の生保離れの主因は円安による外貨建て保険の解約だと書かれていましたが、新NISAも始まり、iDecoの掛け金増額の話もあることを考えると、為替に関わらず貯蓄型生命保険からの資金流出はこれからも続くだろうと予想しています。

保険は比較的高額なサブスクなので、よく内容を理解してから契約したいものですね。

#日経COMEMO #NIKKEI

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