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漫画の未来を妄想する

韓国ネット2強のネイバーとカカオがウェブ漫画の世界市場で覇権を競っている。ネイバーはカナダの同業を、カカオは米同業2社をそれぞれ買収する。成長の原動力はスマートフォン向けに最適化された縦読み漫画「ウェブトゥーン」のプラットフォームだ。韓国勢は音楽や映画などエンターテインメント市場での勢いが目立つが、ウェブ漫画でも台風の目になりつつある。
(上記記事より抜粋)

私は動画や、音楽、ゲームなど他のエンタメのコスパが良くなってきたので、漫画は相対的にコスパが悪くなったと感じていて、このままでは日本の漫画は衰退するんじゃないかと思って書いたのが以下の投稿です。

ちょっと訂正

その際に私が思い浮かべていたのは所謂、商業誌に連載されている漫画だったんですが、上記の記事を見ていると縦読みウェブ漫画は世界中で読まれているみたいですし、国内には商業誌ベースではない横読みウェブ漫画もあふれています。

商業誌ベースの漫画のコスパは悪くなってきていますが、漫画というメディア自体はWebに広がり、他のエンタメと同じようなコスパになってきているのかもしれないですね。

漫画の今後を妄想

現在のウェブ漫画のデファクトスタンダードがスマホで読みやすい縦読みになっていることを考えると、紙媒体への連載から軸足を動かせない商業誌ベースの漫画の今後は明るくないのではないでしょうか。

私が月の小遣い数千円の学生だったとしたら、コスパの悪い商業誌ベースの漫画を買うことはないと思います。そういう世代が大人の大半を占める20年から30年後には漫画雑誌はなくなり、Web漫画のグローバルなプラットフォームと、各漫画家が個別契約して漫画を連載するようになるかもしれないですね。

商業誌の漫画は誰のため

そう考えるとこれから廃刊まで、漫画雑誌の対象年連はどんどん上がっていき、最終的には友情・努力・勝利に熱くなるのは老人ばかりという時代も来るかもしれません。

#日経COMEMO  #NIKKEI

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