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僕たちはどこまで正しくなれるのだろう

東京五輪の開閉会式でショーディレクターを務める元お笑い芸人の小林賢太郎氏を解任したと大会組織委員会が22日、発表した。小林氏は、ユダヤ人の大量虐殺(ホロコースト)をコントのネタにしていたとみられる動画が拡散し、SNS(交流サイト)などで批判が上がっていた。(上記記事より抜粋)

数日前の小山田圭吾氏に引き続き小林賢太郎氏の解任が決まったそうです。現在の感覚とズレた発言をしていた森喜朗氏や、佐々木宏氏とは違い、20年以上前の発言が原因なのでここ数カ月で、ずいぶんと解任までのハードルが下がったなと思っています。90年代の日本でお笑い芸人やってた人は、今後公的な行事に参加することが難しくなるんじゃないでしょうか。

こういった流れたが個人にも適用されるようになるんじゃないかと妄想しました。子供がいたらスマホを渡すときには初めは実名でアカウントを作成しないように教えるでしょうね。就職の際に個人名でSNSを検索されて過去に不用意な発言をしていたら不採用なんてこともあり得そうなので。

逆にある程度ネットに慣れた段階で、実名アカウントを開設して当たり障りのないことを投稿でもしておけばいいのではないでしょうか。

ネットで生きているという人でなければ、個人が特定できないようにして、趣味やツイートの種類ごとにアカウントを分散しておくのが良さそうな気がします。もちろん誰かを傷付けるような発言はしないつもりですが、例えば20年後も問題視されない発言だけを続けることが出来るのか?と問われると私は自信がないです。

#日経COMEMO #NIKKEI

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