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悪役令嬢ラノベを席捲に思う

ライトノベル市場で次のブームを探る動きが始まっている。いわゆる「異世界転生もの」から派生した作品に人気が出ており、その筆頭が「悪役令嬢」を主人公とするものだ。本来はバッドエンドを迎えがちな悪役令嬢がいかに逆転するかに、読者の期待が集まる。読者層が広がるなか、ヒットジャンルになるのか注目が高まっている。

上記記事より抜粋

異世界チーレム(異世界転生+チート+ハーレム)という言葉を聞いてからもうかれこれ7,8年ぐらい経つ気がします、「無職転生」をWeb版で一気読みしたのも良い思い出です。

最近になって上記記事でも取り上げられている「悪役令嬢」など、自分が知っているストーリーのヒール役に転生してしまい、自身の破滅を防ぐべく行動するという話を結構見かけます。(といっても、私が見かけるのはコミカライズされたものなので、なろう界隈ではもっと前からこの流れがあったんだと思うのですが。)

異世界チーレムの「チート」には、他の人よりも優れたスキル(何を聞いても答えてくれるスキルとか)や、他の人よりも優れた知識(現代の知識で無双とか)が含まれていて、今増えてきている「悪役令嬢」は、原作知識で不完全ながらも未来予知ができるということから、「知識系チート」の最終形態なんじゃないかと思っています。

これを超える「知識系チート」を考えるのであれば、自分で作ったRPGのキャラクタに転生して、ゲームのストーリーも裏技も知ってるとかになるんじゃないかと思うんですが、そこまで言ってたらもう、面白くないんじゃないかと思うんですよね。いや、もうそういった話があるのかもしれないですが。

#日経COMEMO #NIKKEI


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