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お金の相談、誰にするに思う。

家計や資産運用の相談ニーズが高まっている。新たな少額投資非課税制度(NISA)が始まり、投資を始めた人が増えたことが背景にある。相談先はファイナンシャルプランナー(FP)や金融商品仲介業者(通称IFA)などの選択肢があるが、どう選んだら良いか。相談者に向く商品ではなく、販売したい商品を勧められるケースもあるため、慎重に見極めたい。

上記記事より抜粋

昨年FP2級を取ったので、金融商品や税金に対する知識は平均よりもある方だと思うのですが、それでも金融商品の言葉の意味があやふやになっていたり、雑所得の税率ってどうなってたっけ?とかわからんことが多いです。

そう考えると平均的な金融知識しか持っていない人からすると、投信やらNISA、iDecoなんかは訳の分からん世界なんじゃないかと思います。そういった訳の分からん状態にアドバイスをくれるのがファイナンシャルプランナーだったりするんだと思うのですが、気付いたら、要らない保険を契約させられていたなんてケースもあるようです。

FPを生業にしている方も収入が必要なので、保険を紹介することで仲介手数料をもらうというのは結構一般的なんじゃないかと思います。FPの資格だけでは金融商品の仲介業はできないですからね、相談料だけで生活できない場合、保険の仲介で収入を確保するというのは理解できます。

もちろん相談者のことを一番に考えているFPの方もいらっしゃると思いますが、貧すれば鈍するわけで自身に余裕がない限りは、よほど人間が出来ていないと、そうはなれないわけです。

個人的には、まず相談の前にご自身でファイナンシャル・プランニング技能検定を受験してみるというのがお薦めです、金融商品や税金に関わる用語にアレルギーが無くなりますし、FPの方との意思疎通も簡単になります。さらに、FPの方の進める保険の良し悪しもある程度判断できるようになります。そうなってくるとFPの方がどういう意図で保険を進めているのかも理解できるようになりますしね。

正直3級を取るだけでもFPの良し悪しぐらいは判断できるようになるのではないかと思います。今調べると受験料は8,000円、参考書を合わせても1万円程度です。以前受験した際の記事を見返してみたのですが、勉強時間は40時間程度だったようです。毎日ちょこちょこ1カ月半勉強するだけでお金わけわからんから、何となくわかるに変わることが出来ると考えると非常にコスパいいんじゃないかと思います。

ちなみに値段を調べるのに公式サイトを見ていたのですが、今年の4月からCBT(Computer based test)になってるみたいですね。羨ましい。私が受けたときにはPBT(Paper based test)だったので隔世の感を感じます。

#日経COMEMO #NIKKEI

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