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2022年12月に読んだ本まとめ

『正欲』は非常に思うところが色々あってよい小説だなぁと思いました。私は強制されるのが嫌いなので、考えさせられる作品ってのは大抵嫌いなんですが、考えたくなるような作品は好きです。『性欲』はそういった作品でした。

改めて考えてみると、私が最近好む作品というのは、自分がそれなりに土地勘のある話をテーマに扱った作品で、そういった作品であればテーマについて考えたくなって楽しめるし、そうでもない作品は考えたくならないので楽しめないってことなのかもしれないです。

小説

浅井 リョウ著『正欲』

西 加奈子著『白いしるし』

とはいえ、こいつらみんな健全なんだよなぁ。
健全なだけに、いろんなところにぶつかって流血しながらも、突っ走っていくんだろう。知らんけど。

その他

GOROman著
『 ミライをつくろう! VRで紡ぐバーチャル創世記』

Meta Quest 2でVR Chatやゲーム、Virtual Desktopを使ってみはしたのですが何となくピンと来ていないので、私がよく聞いている「backspace.fm」なんかでもよく名前の出てくる「GOROman」さんと、西田宗千佳さんの書かれたこちらの本を読んでみました。

前半はGOROmanさんの半生と、VRとのかかわりについての自伝的な内容、後半は未来予想という二部構成でした。

おそらくこの本に書かれているような未来は来るんでしょうけど、キャズムを超えるには技術的なブレイクスルーが必要になる気がしますね。キモイとまではいわないですが、まだまだシンプルにHMDがデカいですからね。

先月分

昨年分


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