見出し画像

Cookieから「FLoC」へ、「FLoC」から「Topic API」へ

「トピックスAPI」と呼ぶ技術を発表した。同社のネット閲覧ソフト(ブラウザー)「クローム」を使い、一人ひとりの利用者の閲覧履歴をもとに関心が高い話題を推定して選ぶ。「自動車」「旅行」などの話題から毎週5つを選定し、この一部をサイト運営企業に提供して表示する広告の内容を決める際に利用できるようにする。

上記記事より抜粋

昨年Googleが発表した「FLoC」が不評だっただめ、更にプライバシーに配慮した「Topic API」が発表されました。

「FLoC」ではブラウザの閲覧履歴をもとにユーザーを何千人単位で、興味に応じたコホートと言う単位にまとめてIDを割り振り、サイト側はそれを使い適した広告を表示するという仕組みだったのですが、コホートのIDとブラウザフィンガープリントを組み合わせれば個人の特定が可能だったり、仕組みがわかり辛かったりといった問題が指摘されていました

今回発表された「Topic API」ではユーザーの閲覧履歴をもとに、興味時応じたトピックを5つ選択して、そのうち3つをランダムにサイト側に提示します。サイトは提示されたトピックを元に広告を表示するという仕組みです。また、ブラウザに保存されたトピックは3週間でクリアされるので、個人を特定するのに「Topic API」は利用できないとのことです。

イマイチ理解できてないんですが、SafariとかFirefoxだとこの技術が使えないと思うので、その辺りはどうするんでしょうね?そして、記事によるとサードパーティークッキーは予定通り、来年の夏にGoogle Chromeでは利用できなくなるそうな。

以下の記事で触れましたが、気を付けてないとブラウザフィンガープリントだけでも特定されちゃいますけどね

#日経COMEMO #NIKKEI


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?