「選択的夫婦別姓、議論迫る経済界」に思う
夫婦同姓のデメリット
自民党が選択的夫婦別姓の議論を進めていて、その裏には経済界からの圧力があるようです。なんで経済界から?かというと仕事をする上では、名字の変更はデメリットの方が多いからです。
例えば、学術論文では戸籍上の姓を使うため結婚によって経歴がリセットされてしまうことがあったり。社内では知名度のある旧姓を利用しているので戸籍上の名前と紐づけをするために無駄なコストがかかる場合もあります。逆に、社内で使う名字を変えてしまうとそれはそれで、その人が誰なのか把握するのにコストがかかってしまいますしね。
ルールには2種類ある
個人的にルールには、「磨かれたルール」と「放置されたルール」があると思っています。状況を把握していない人からすると変なルールだと思っても、実は長年の経験から出来上がった(最適化された)「磨かれたルール」だったり。逆に、皆が大事にしているから正しいルールなんだろうと思ったらカーゴカルト的に理由なく信奉されている(カビの生えた)「放置されたルール」だったりします。夫婦同姓がどちらかなのか?という話は置いておいてChatGPTに「磨かれたルール」と「放置されたルール」の見分け方を聞いてみたのでそれを共有して終わりにしようと思います。
ChatGPTの示したルールの見分け方
磨かれたルールの特徴
目的と成果が明確:
そのルールが存在する理由や目的が明確であり、その結果として得られる成果がはっきりしている。
定期的な見直し:
定期的に見直され、時代や状況の変化に応じて更新されている。
広範な支持:
ルールが組織内で広く支持され、従業員や関係者がそのルールの価値を理解し納得している。
データに基づく:
ルールの効果や必要性がデータや事実に基づいている。
柔軟性:
必要に応じて例外や柔軟な対応が可能であり、状況に応じて適応可能。
放置されたルールの特徴
目的や成果が不明確:
そのルールがなぜ存在するのか、どのような成果をもたらすのかが不明確。
長期間見直されていない:
長い間見直しや更新がされておらず、時代遅れのまま放置されている。
支持が乏しい:
ルールが組織内で広く支持されておらず、不満や不平が多い。
データに基づかない:
ルールの効果や必要性がデータや事実に基づいておらず、感覚や伝統に依存している。
硬直性:
柔軟な対応が難しく、例外や適応が困難である。
見分け方の実践
ヒアリングとフィードバック:
関係者からのフィードバックや意見を聞くことで、ルールの有効性や必要性を判断する。
データ分析:
ルールの導入後のデータを分析し、その効果や成果を評価する。
定期的なレビュー:
ルールを定期的に見直し、現状に適応しているかを確認する。
ベンチマーク:
他の組織や業界のベストプラクティスと比較し、自社のルールの妥当性を評価する。
これらの方法を用いることで、磨かれたルールと放置されたルールを見分けることができます。
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