テロリストにジャイキリさせないためには

テロリストは理解できない理に則って生きてるんだ。と思っていた時期が私にもありました。

個人についてはわからないけれども、集団としてみればテロリストは非常に理にかなった行動をしているんだというのが今回のお話。

テロリストというのは、牛にアブが挑んでいる様なもので全く歯が立たない相手を倒そうとしている人たちのことを言う。そもそも対等に戦える相手であれば、軍事行動に出れば良いのでテロ行動にはならない。

アブが牛を正攻法で倒すことはできないので、耳に入ってブンブン騒いで恐怖に駆られた牛が暴れたところを、これまた恐怖に駆られた狩人だかが撃ち殺したり、恐怖に駆られた牛が見境なく走り出して底無し沼にハマって溺れ死んだりすることを狙っている。言い換えれば、状況をカオスにしてジャイアントキリングを起こそうとしている訳だ。

そこで我々に大事なのは、テロリストが象徴的な場所で自爆したり、捕虜の首を切ったりするのは状況をカオスにするためだと理解すること。実際の被害以上にテロの脅威に怯えないことだ。メディアでセンセーショナルな映像が流れ他時には、実際の脅威はどの程度なのか冷静に考えたいものである。

多分、上記みたいな事が書いてある本「ユヴァル・ノア・ハラリ著21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考」

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