見出し画像

「地銀20行超、初任給上げ」に思う

20行以上の地銀が初任給を上げたようです。実際の数字は上記記事に書かれていますが、最も上がったのがきらぼし銀行の20.5万円→25万円なので、超低金利でお金を貸しても利益が上がらない、その上貯蓄から投資への流れでお金を預けれくれる人も減っている所謂、構造不況業種である銀行を希望する人は少ないんだから、もうちょい上げたれよという気がしますね。

あと、私が就活するんだったら、初任給よりもその後の給与がどう査定されてどう上がるのか?と言う方が気になったりしますね。そこで従来の日本企業よろしく年功序列の給与制度になっておりますという銀行にはタイパが悪すぎて入れないですね。(まぁ、そもそも就活生でも大卒でもないので入れないですが)

年功序列の給与制度は、一生同じ会社で働いてもらうことを前提に、若いうちは労働に対して給与がマイナスで、年を取った後にその分を取り返せるように設計されています。
地銀が構造不況業種であることと、最近のAIの発展とかを見ていると、取り戻せる時期には銀行業界は大きく変わっていて「年功序列、守れませんごめんなさい」となっている可能性が高いんじゃないかと思います。

逆に、年齢ではなく優秀であるか否かで、給与や裁量がかわるのであれば、その会社は優秀な人が集まるので、構造不況業種であっても生き残れる可能性があると考えるので、初任給よりも給与制度の方が気になるわけです。

#日経COMEMO #NIKKEI

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?