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ミニマリストになってよかったこと

こんにちは、なにおれ (@lemologue) です。


ミニマリズムをべースに、少ないお金でも楽しく暮らすための情報を発信するブログ「なにおれ」を運営しています。


一時期は月間30万PVありましたが、絶賛下降中です、グーグルが怖いです。


さてさて、私がミニマリストになって2年? いや、3年くらい経つわけですが、


「ミニマリストになってよかったこと」


このことについてまとめたいと思います。


3つ!


3つにぎゅっとまとめますね。


1. 生活費が爆下がりした

とにかく生活費が下がった。


どのくらい下がったかというと、月20万円 → 月8万円。


奨学金の返済1.5万円も含めてだから、純粋に生活費のために使っているお金は6~7万円くらい。


内訳はざくっとこんな感じ。


家賃:20,000円
電気代:3,000円
ガス代:2,000円
水道代:1,500円
通信費:3,600円
スマホ代:0円
奨学金返済:15,000円
コンタクトレンズ:2,000円

ここまでが固定費で、約47,000円。


食費:15,000円
交際費:10,000円
日用品費:1,000円
衣服費:0円
美容費:3,000円
交通費:0円


ここまでが変動費で、約30,000円。


合計75,000~80,000円って感じですね。


20代後半のサラリーマンの生活費としては、最極貧の部類に入るんじゃないですかね?


でもね、本人はまったく辛いとは思っていないんですよ。


生活費は爆下がりしたけど、満足度はそのまま維持。


いや、むしろ、毎月20万円使っていたときよりも健康になっていて、びっくり。


結局のところ、お金をなにに使っているかというと、「見栄」なんですよね。見栄。


このことに気が付いたのは、持っている物を捨てて捨てて捨てまくって、ミニマリストになったから。


必要最低限のインテリア

必要最低限の衣服

必要最低限の食事

必要最低限の娯楽


そうやって必要最低限の暮らしをしてみたら、


「ああ、なんだ、お金もものも全然いらないじゃん」


ということを体験として知ることができました。


だから、「お金がない…」とか、「貯金できない…」とかで悩んでいる人は、持っているものをババーンと手放してみたらいいですよ。


自分が生きていくために必要なものがはっきりと見えて、たくさんお金を使っていた時よりもずっと気楽に生きられるようになります。


▼私の生活費の内訳についてもっと詳しく紹介しているので、興味がある人はご覧ください。


2. 疲れにくくなった

もうね、圧倒的に疲れにくくなった。


疲労度▲70%減って感じ。


ミニマリストになるまで知らなかったのですが、どうやらぼくは、HSP (Highly Sensitive Person) という特性を持っていたようです。


要は、些細なことでめっちゃ疲れやすい超繊細な人。


ガラスのハートどころじゃなくて、全身が乾燥した土みたいなもの。


触れたらボロボロと崩れてしまうくらい脆いのです。


昔から、3人以上の集団が苦手だったり、カラオケに行くと吐きそうになったり、テレビを見ていると頭が痛くなったり、自分の発言を相手がどうやって受け取ったかを気にしたり、


「なんで自分はこうなんだ・・・」


って、ずっと悩んでいたというか、疑問だったんですよね。


それが、ものを手放したら、自分は刺激にめっぽう弱い人間だったと気が付きました。


・部屋から天井照明を取っ払って、部屋の照明はクリップライトの間接照明だけにしたら、目から入ってくる刺激が減って疲れにくくなった


・テレビを手放したら、液晶画面から入ってくる目への刺激や音の刺激がなくなって疲れにくくなった。


・部屋ではスマホを触らないように情報の断捨離をしたら、情報からの刺激が減って疲れにくくなった


・少ないもので居心地のいい部屋になったから、外出が減ってあらゆる刺激が減って疲れにくくなった


こんな感じで物理的に目や耳や皮膚から入ってくる情報を減らせたことで、疲れにくくなりました。


あと、「自分は刺激に弱い」という特性を理解し、日常の行動が変わったことで、さらに疲れにくくなりました。


・人と話すことは苦手だから、会社では無理に会話でコミュニケーションをとることはやめて、仕事でチームに貢献するようにした


・長く働くと疲れやすいから、集中して仕事を終わらせて、定時で帰ることを優先した


そうやって自分の特性を理解できたからこそ、自分にとって心地いい過ごし方を見つけることができました。


「なんだかいつも疲れている…」という人は、ものに囲まれた生活が原因かもしれません。


思い切って、ガラーンとした部屋で住んでみるといいかもしれません。


3. 自由な時間が増えた

最後、3つめ。


生活費が下がったことと、疲れにくくなったことと連動して、自由な時間が増えました。


1日2~3時間くらいは増えましたね。


本来、お金を使ってものを所有する理由のひとつに、「時間を得る」ということがあると思っています。


家事を時短する便利な家電や調理器具だったり、電車や車で移動したりすることも、時間を得ているといえます。


しかし、現代においてはこれがあまり機能していない。


むしろ、ものを買うことで逆に時間を失っているようにすら思います。


なにかものがほしいと思ったら、インターネットの膨大な情報の中から口コミを調べたり、価格の比較をしたり。買ったら買ったでメンテナンスに手間がかかったり、収納するのに苦労したり。


だから、ものを減らして、ものを買わなくなったことで、そのために使う時間を節約できるようになりました。


他にも、純粋に疲れにくくなったことで、体力的な意味で動ける時間も増えましたね。


私たちの暮らしはもう便利さで溢れています。


それゆえに、それ以上の便利さを追求すると逆に面倒になってしまう。


コップの淵ギリギリまで水が入っているのに、そこにさらに水を追加して、こぼれた水を拭いている。


ぼくはそんなふうに感じます。


いまあるものに感謝し、必要最低限の暮らしをすることで、物理的な時間は変わっていなくても、自由な時間はきっと増えます。


その時間を使って、好きなことをしたり、本を読んだり、お金の勉強をしてみたり、副業に挑戦してみたりすれば、人生はもっと楽しくなると思います。


▼「なにおれ」では、少ないお金でも楽しく生きる方法を紹介しています。


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