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今日の南国は雨。

短い2月も終わり、3月に入りました。南国の今日は曇り空。時々雨がぱらついています。

南国は亜熱帯気候に属するとされています。亜熱帯気候とは熱帯気候と温帯気候との間に形成される気候帯のことで、夏は熱帯気候並みに暑くなり、冬も極端に寒くならないのが特徴です。

亜熱帯と呼ばれる地域は南半球にも北半球にも存在していて、ざっくりと南回帰線と北回帰線付近に広がっています。

有名なケッペンの気候区分には亜熱帯という区分は出てきませんが、地中海性気候(Cs)と乾燥気候(ステップ気候BSと砂漠気候BW)がほぼ相当するようです。

世界地図を広げてみると、この地域は砂漠などが多くみられ、乾燥している地域が多いことがわかります。特に夏場は亜熱帯高圧帯が支配的となり、雨がほとんど降らない地域もあります。

南国もご多分に漏れず、特に夏場はほとんど雨が降りません。11月から4月にかけては一年の中では比較的雨が降るほうですが、乾燥しているイメージのある東京の冬にくらべても降水量は少ないです。

ですので、こちらの人は傘を持ち歩く文化がありません。むしろ嬉しそうに雨の中を歩いている人を見かけます。

私は面倒くさがりで、会社のカバンに折り畳み傘をいつも入れっぱなしにしているので、今日のような日にはすかさず傘をさして歩きます。そんな姿を見て同僚などからはすごく驚かれます。

「日本では普通だよ」と私は言いますが、「お前、何年南国で暮しているんだよ?」と反対に突っ込まれてしまいます。それもそうです、断続的とはいえ、最近入社してきた若い国民が生まれる前から、私は南国で働いているのですから。

南国の気候もここ何十年かでだいぶ変わってきたとよく言われます。私の体感的にも不安定な天気が増えたような気がします。

この辺りは時間があるときにいずれもう少しまじめに分析してみたいと思います。

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