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業績の棚卸し。業務経歴書をあらためてまとめてみる

南国の石油開発操業会社に出向する際にはたいてい、CV (Curriculum Vitae: 英文履歴書) を提出したうえで、面接をクリアする必要があります。

この CV には職務経歴だけでなく、英語の能力、学歴、受賞歴、学会などでの役職、研究プロジェクト、公表論文、出版物、ソフトウェア・スキルなどを詳細に記載する必要があります。

国内で勤務していた時も、いつでも海外の操業会社に提出できるように常に自分の CV をアップデートしていました。

今回、南国から帰任して、今後の国内での仕事を考えて、あらためて日本語で自分の履歴書や職務経歴書を作成してみることにしました。

日本語で履歴書を書くのは大学4年生の時以来かも知れません。

ただ技術士の試験の申し込みの際には業務経歴票の提出が求められましたので、自分の業績を整理して簡単な業務経歴をリストアップしました。

もちろん、試験の申し込みのために必要な作業なのですが、自分の業績を見つめなおすという作業は、自分の過去を振り返り、将来のキャリアを考える上でも非常に役に立ちました。

自分の経歴を整理することによって、自分の強みや、今後補強すべきポイントを認識することができます。

あらためて日本語で職務経歴書をまとめてみて、今後日本で地元に根付き、地元に貢献するためにはまだまだ足りない部分があることを認識させられました。今後その部分をいかに補強していくか考えていこうと思います。

技術士を受験する人には、まず受験申込書の経歴票を書き始める前に、できるだけ詳しく自分の業務経験を掘り起こして書き出し、自分自身の技術年表を作成するところから始めることをお勧めします。

そうすることによって、自分の技術者としての成長を確認することができますし、技術者としての強みや弱みを認識することができます。今後の方向性が見えてくるかもしれません。これは受験申し込みの際の経歴票の元になるだけでなく、記述試験や口頭試験の重要な武器となるはずです。

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