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もっともっと身近で天体観測を楽しみたい!

昨日も書いたように、数年前に日本で購入した天体望遠鏡は、南国から帰任するまで本格的な稼働はしばらくおあずけとなっています。

その代わりと言っては何ですが、デジタル一眼レフカメラや、双眼鏡など、天体観測にも仕事にもつかえる?ツールをなんだかんだ理由を付けて購入してきました。

それでもやっぱり「望遠鏡」を手元に置いておきたい物欲が頭をもたげます。

小型で携帯に便利で、なおかつ見え味にキレがある望遠鏡はないかなと雑誌やネットを探していました。

そして見つけました。

「株式会社トミーテック」が「BORG (ボーグ)」ブランドで生産・販売している、いろいろな部品を組み合わせてカスタマイズできる本格的小型望遠鏡群です。

トミーテックと言えば玩具、模型、フィギュアなどで有名ですが、望遠鏡も、しかも非常に本格的な小型望遠鏡を製造販売しているのですね。トミーテックは株式会社タカラトミーの100%子会社です。タカラトミーと言えば私にとっては鉄道玩具のプラレールあるいは自動車玩具のトミカ。特にプラレールは小さいころにさんざん遊びました (この話はまた別に書かなければなりませんね)。

さてそのトミーテックが[BORG]ブランドで発売している小型望遠鏡。小型であるにもかかわらず、光学性能には定評があります。そして何よりも小型軽量。望遠鏡は物理的に対物レンズの口径によって集光能力には限界がありますが、レンズの精度、鏡筒の強度、そして各種補正レンズなどの光学的性能などによって見え味はかなり違います。

私自身はその性能を見極めたり、発揮させたりできるほど経験や能力はまだありませんが、とにかく小さいのに持った時のがっしりとした「本物感」でわくわくします。

現在は生産終了しているようですが、私は「コ・ボーグ36ED望遠レンズセット」を中心にいろいろな部品を組み合わせて購入しました。どんな組み合わせで何ができるのか、いろいろ考えるのがとても楽しかったです。

レンズの周辺収差を補正する「36ED専用スリムフラットナー1.1×DG」やピント調整がしやすくなる「ヘリコイド」や「カメラマウント」などを組み合わせて購入しました。これに高橋製作所の望遠鏡と一緒に購入した接眼レンズや天頂プリズムなどと組み合わせれば、写真撮影にも眼視観察にも使える立派な小型望遠鏡となります。

なんというか、所有欲をそそられる買い物でした。家族にはなかなか伝わらないですけれど。。

撮影技術はまだまだですが、いくつか撮った写真をお見せします。

なんとなく正月らしい写真も、、、

このコ・ボーグ36EDのセットを組み立てた状態でスーツケースに入れて南国に持ち込んだところ、南国空港の税関で止められて、スーツケースを開けて見せるように言われました。長い筒状の金属の物体が怪しく見えたのかもしれません。取り上げられないように「望遠鏡だ、望遠レンズだ」と必死に説明しました。それ以来分解して目立たないように持ち運んでいます。。。

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