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オリンピック・パラリンピックは豊かな国の支援で豊かでない国で開催

きらびやかな開会式でオリンピックが開幕しました。

日本人選手の活躍はもちろん、一生懸命競技に臨む選手たちの姿は本当に私たちに感動を与えてくれます。

世界中の国々から、実力で選ばれ競い合うからこそオリンピックの権威と価値は高まるのだと思います。

この感動を作り出す主体は、選手たち自身であり、選手をサポートする監督、コーチをはじめとするスタッフの方々であり、審判団であり、会場の警備や整備にかかわるボランティアの人たちなのだと思います。

そうやって競技を安全、公平、厳格に開催でき、私たちも現地で、あるいはテレビやネットで安心して応援できる環境が整えられさえすれば、4年に一回のオリンピックがどこで開催されようとも、選手は目標に向かって頑張れるし、私たちも心置きなく応援できるのではないでしょうか?

過剰なオリンピック誘致合戦や、東京五輪の裏で行われていた汚職は、そういう意味で、選手たちの活躍や努力を汚すようで許せません。そこまでしてオリンピックを誘致した意味は何だったのかと思ってしまいます。

豊かな国は貧しい国や地域を支援して、スポーツする環境を整える手助けをしながら、スポーツのすそ野を広げる努力をしていってほしいと思います。

オリンピックを通して、いろいろな国や地域にスポーツができる環境を整え、競技人口を増やす取り組みを行っていってほしいと思います。豊かな国が金にものを言わせてオリンピックの誘致合戦を繰り広げるのではなく、いろいろな国や地域で開催できるように、プライドを持って持続的に支援していってほしいと思います。

たとえ質素な大会でも、素晴らしい選手とスタッフとボランティアにより、オリンピックはきっと私たちに感動を与えてくれるはずです。


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