【4年生・8期生】2023年7月12日 第13回 卒論の進捗報告
⚠️このnote記事は、7月から寝かされていたため
季節感がおかしなことになっています⚠️
こんにちは! 8期ゼミ長のM.Sです!
暑い! 暑い! 暑いッ!!
心のなかの利根川幸雄がザワつく季節になりました
日焼けしやすい体質なので、
すでに額と鼻筋とで肌の色が変わりつつあります……
今年の夏はどこまで暑くなってしまうのか、
そもそも生き残れるのか、不安が募る7月初旬です
さて、今回のゼミは卒論の進捗報告(2-4)でした
早速紹介していきます!
【活動報告—卒論進捗発表—】
1. 「田園都市線の過去・現在・未来から考える郊外の在り方」(M.T)
東急田園都市線の開発の歴史
および南町田グランベリーパークとたまプラーザ発展から
「郊外」の在り方について考察します
今回は、夏休み期間中にどのようなリサーチを行うかの
計画についての発表が主でした
この時点で34ページも書けています
もうすぐすぐ終わんじゃん、いいな〜〜〜
2.「現実空間のショッピングモールに求められる役割」(Y.U)
ネットショッピングが普及するなか、
地元のショッピングモール「ラゾーナ川崎」における
空間やテナントの中で行われる人々の営みから
今後、現実のショッピングモールが
どのような役割を担うのかを考察しています
今回は舞台となる川崎市の基本情報や、テナントの一覧、
そしてパブリックライフ調査についての文量が増えました
パブリックライフ調査とは、
実際に調査員が現地に赴き、都市に住まう人々の実態を観察・分析することです(ヤン・ゲール、ビアギッテ・スヴァア2016, p.13)
この調査では観察対象に直接質問を行わず、対象の活動や振る舞いを地図上に記録します
また、倫理的配慮として個人を特定できないように加工するといった必要
があります(p.16)
パブリックライフ調査の基本的な論点は、何人・誰が・どこで・何を・どれだけの時間という5つで(p. 21-9)、滞留時間・観察対象の移動等を観察します
アカデミックな目的とはいえ、
対象となる人物を追いかけていく調査に最初は抵抗があったようですが、
だんだん楽しくなってきたと言っていました
3.「清澄白河(仮)」(R.I)
地元・清澄白河について複合的なリサーチを行い、
「清澄白河概論」ともいうべき卒論を目指しています
ただ、喫茶店や美術館、住宅街や埋立の歴史など
重点的に掘り下げる方向性に悩んでいるとのことで
半ば座談会のようなかたちで、
ディスカッションしながらゼミ生全員で考えることにしました
南後ゼミは「卒論を書くゼミ」であるが故、
自分に適した取り組み方を見つけ、
モチベーションを維持することはとても大変です
それぞれが持つノウハウや考え方を出し合って、
より良い卒論のために頭をひねる
奇しくも有意義な時間になりました
最近読んだ本
最近(というほど最近ではないのですが)読んだ本は
井村光明『面白いって何なんすか!?問題ーーセンスは「考え方」より「選び方」で身につく」ダイヤモンド社[2020] です!
広告プランナーの著者が、自身の経験を交えながら
「面白い」って結局どういうことなのか?
について、ライトな語り口で迫っていく一冊です
卒論や『Tokyo Scope』プロジェクト、「GDZ2023」など
アカデミックなロジックと同時に、
他者にそれを面白く伝える手段についても
身につけていきたいと考えて読みました
主観でも客観でも「面白い」と感じて生きていくためには、
内側に閉じて自分と対話するだけでなく、
興味を持ってこなかったジャンルにも首を突っ込んで
選択肢の幅を多く持っておくことが重要だと改めて感じさせてくれた一冊です
「面白い」人に憧れる方は、ぜひ読んでみてください
7月の記事を2か月後にアップしてしまいすみません
その代わりと言ってはアレですが、
毎週更新している「Tokyo Scope 2023」のマガジンもぜひ覗いてみてください
8期ゼミ長 M.S
ヘッダーは幡ヶ谷にある「仙石湯」です
訳の分からないほど暑い風呂がありました