【3年・7期生】2021年5月19日 春学期第5回ゼミ
はじめまして☀︎
明治大学情報コミュニケーション学部の南後ゼミ7期生です!
6期生の先輩方に続いて、私たちもnoteを更新することになりました。(初回からではなく、第5回からですが笑)そして、7期生は「ゼミの報告+都市論ネタ」の2つを書いていくことになりました!これから休まず毎週投稿頑張ります!
【活動報告】
今回のゼミでは文献輪読を行いました。
扱った本は『わかりたいあなたのための社会学・入門 』です。
ここでは各班の事例・考察を一部抜粋して紹介します!
〈1班〉第一講 社会学概論 社会学はどういう学問なのか
〇なぜ日本の若者は政治に興味がないのか?
・他人事だと思っている。
・日本では政治的発言をする人=右翼・左翼のイメージがある→言いにくい
・周りが言わないから(周りから浮きたくないという考え)
・SNSの発展。SNSはライトな情報が多い。
〈2班〉 第三講 都市社会学 都市がなぜ社会学にとって問題となるのか?
〇身体・メディア・テクノロジーの問題が都市空間の形や、都市空間の意味を変容させている事例
・カフェやコワーキングスペース
・ファミレスの一次目的は食事ではない。
・コロナ禍における実空間の期待値の上昇
〈3班〉第五講 文化社会学 都市というフィールドにたち現れる「文化変容」という視点
〇自分達の班が考える浅草・新宿/銀座・渋谷原宿のイメージ
・ハレ性・・・非日常的側面を持つこと。
〈4班〉第七講 社会調査論 書とパソコンを持ってフィールドワークに出よう
〇なぜフィールドワークが日本で浸透していないのか
・日本の大学教育の考え方
→学部生のうちはフィールドワークは早い、まずは理論を学んでから。
・日本のフィールドワークはジャーナリストがやってきた。
→社会学者のフィールドワーク軽視
まだ文献輪読をするのは2回目でしたが、都市社会学や調査論について、様々な切り口で事例紹介・考察ができたと思います。
【都市論ネタ】
〇都市とコンビニ
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文献輪読3冊目(今回は2冊目の発表ですが、中の人は現在、文献輪読3冊目の本を読んでいます。)にして私が強く感じたことは、都市論の中でコンビニがテーマになることが非常に多いことです。私はここ最近、毎週コンビニについて考えてます。
では、コンビニは都市にどのような影響を与えているのでしょうか?
①コンビニの利便性
コンビニは「贅沢」ではなく、「利便性」を売っています。わざわざ遠くのコンビニに行き、高価なものを買う人はほとんどいないですよね。多く人の近所にはコンビニがあって、その便利さからついつい利用する人が多いと思います。これらのことから、コンビニは家空間の延長にあると言えます。
⇒都市(public)と私的生活(private)の一体化
②コンビニの画一性
コンビニのレイアウトはどの店舗でもほとんど同じです。どの店舗も合理的・機能的な面からレイアウトが決められています。また、密集したコンビニという情景をどの都市でも見ることができます。
⇒コンビニにより都市が均質化する。
以上のことから都市とコンビニは密接に関わり合っていることがわかります。今回はコンビニの利便性と画一性に焦点を当てましたが、その他にも色々なテーマでコンビニは都市論で取り上げられています。南後ゼミに入るまで、コンビニと都市の関係性について考えたこともありませんでした。都市論の範囲の広さに驚くあまりです。
次のゼミでは『無印都市の社会学 』を輪読します。
Francfrancやラーメン屋など、馴染みのある店舗が事例に挙げられているので楽しみです!
【S.W】
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